ウィーン美術史美術館 マリア=テレジアとウィーン(Wien 23.Nov.2011) | いそ日記

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西ウィング最後の部屋はオーストリア一色でした。



アントン・フォア・マロンによる『マリア=テレジア』

オーストリア・ハプスブルク家最大の女傑です。

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夫フランツの死後、喪服を脱ぐことはなかったそうですが、絵の彼女も喪服を着ています。

気品と威厳に満ちた姿ですね。カルロス二世とは違いすぎる。



マリー=アントワネットの胸像。甘ったるい美人や~。

どことなくマリア=テレジアの若い時に似ていますね。

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ここには昔のウィーンの絵も展示されていました。

作者のベルナルド・ベッロットは、マリア=テレジアに招かれて当時のウィーンの建造物を描いています。

マリア=テレジアの時代と今の時代でどう違ってきたのか比べるのも面白いです!



シェーンブルン宮殿の正面。今とほとんど変わっていません。

当時の地面はすべて土だけど今は石畳がある程度敷かれている程度かな。

ただ、宮殿の色は今の方が明るすぎるような。下の方が雰囲気があっていい。
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シェーンブルン宮殿の庭側です。

今は真ん中の樹木の列がないことを除いてはほとんど変わっていません。

貴族や庭師、婦人など色々な人が描かれていて見ているだけでも楽しい。

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ベルヴェデーレ宮殿からのウィーンの眺め、

左がカールス教会、中央の塔がシュテファン寺院です。

また後日載せることになると思いますが、今も同じ風景を見ることができました。

(シュテファン寺院ははっきり見えたけど、カールス教会は木が邪魔していたのかな、見えませんでした)

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西ウィングも終わり、閉館時間です。

カフェ・ゲルストナーももう片づけ済。明日、明後日もここに来ましたが結局ここで飲む機会はなかった(;_;)

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館を出たら外はクリスマス・マーケットで大賑わいでした。仕事を終えた?と思われる方々が飲みまくってました。

時間は18時過ぎですが、日本時間だと朝方の3時ごろになります。

飛行機で結構寝ていたし元々夜型なので時差の影響はないのですが、

とりあえず明日に備えてホテルに戻ることにしました~。

(これは一世一代の過ちで、元気なのだからもう一度王宮、シュテファン寺院に戻って街を堪能すべきだったと後日思いました)
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マリア=テレジア像
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