2012/08/05(日)インドの大停電 |   ブログ・ハイパーなんだかなぁ。

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インドでは大停電になると野良豹とか野良象がやって来る。
短絡的に言えばそういうニュースだ。
インドで先月末、6億8000万人が住む地域(いわゆる都会と呼べる地域)に供給している送電網がダウンし、世界最大の停電となったというニュースをよく読めば、インドの老朽化したインフラ以外の話としてヒマラヤ山脈のふもとにある茶園カイラシュプール・ティー・エステートでの話が興味深い。
ここはこの大停電にあって自前の発電機を使っていたがそれも数時間ごとに休ませねばならず、生産が滞ったということの他に、夜間に街灯が灯らず、周りが森林に囲まれている状況もあり、従って真っ暗な中、野生動物が徘徊していたというのだ。
しかもその徘徊動物はヒョウやゾウだというから日本人のみならず流石にインド人もビックリだ。
ちなみに以前、茶園で女性労働者2人がヒョウに噛まれたと言うし、野生のゾウ(野良象)も毎日のように入り込むと語るや、逆に言えばすごい環境の所での労働と言えそうである。
えっと、肝心の停電の原因ですか?
それはみんなが電気を使いすぎて発電所とか変電所のブレーカがダウンしたためなんだけど、負荷が重過ぎて再びブレーカを投入してもすぐ切れてしまうに違いない。
この重い負荷に対応できるだけの発電能力と供給路(所謂インフラストラクチャ)が貧弱な故、停電がすぐに起きてしまうのであるから、まずはこの辺りから整備しないと有望市場と言われるインドの先行きは益々激辛になるのである。
インドと言えば停電、インドと言えば激辛、今のインドはこれなのである。
イメージ 1
K7/FA77mmF1.8 Limited