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こんばんは。さすけです^^
久々の更新ですが、コロナ禍でバタバタとしてしまいました。
一条工務店では9月に新商品が出るらしいのですが、既に何か情報って出ているのでしょうか?耐水害仕様の住宅が製品化されるのでしょうか?
さて、本日のお題は「お金持ちはどこのハウスメーカーで家を建てるのか?」ですが、ちょっとこれはエキセントリックな言い回しで、「どこのハウスメーカーの住宅が最も高いのか?」という問いに答えてみたいと思います。具体的には、住宅の最終引き渡し価格、そして坪単価をランキング形式で見てみたいと思います。
結論から言えば、積水ハウスと大和ハウスの2強で、それぞれざっくり4500万円程度の住宅が売れ筋となっていて、しかも住宅延べ床面積も40坪以上が主力となっています。特に積水ハウスは平均延べ床面積で43坪以上とかなり広い家が主力となっています。なかなか手出しができませんね^^;
ちなみに一条工務店は住宅の本体価格+税金+オプション等を含めて2700万円程度が主力となっていて、延べ床面積は35坪弱とぐっとお手頃?になっています。それでも高いですけどね。一番安いのはタマホームで、本体価格+税金+オプション価格で2000万円程度となっています。思っているよりは高いけど、積水ハウスなどの半分以下の価格となっており、かなり割安と言えるかと思います。
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データの出所は基本的に各社の有価証券報告書、その他の決算資料、EDINET資料その他の公表資料、図書等々によっています。また、今回はある程度の推定も交えながらデータを補完しているので「大ハズレ」はないと思いますが、厳密に「正しい」ということはないと思いますのでその点はご容赦ください。一条工務店を例とした主力住宅価格の推定方法
住宅価格の考え方
一条工務店の2020年3月期決算の売上高は4101億円となっています。これに対して住宅販売棟数は14105棟(注文住宅ではトップ)となっています。
一条工務店は分譲などもやっていますが、十分に無視できる程度にその比率は小さいのでここでは4100億円÷14100棟で一条工務店の住宅は1棟あたり2642万円と計算できます。
ここで別の資料を参照すると、一条工務店の住宅の平均延べ床面積は34.2坪、住宅本体の坪単価は67.3万円(税抜き)となっていました。ということは、住宅本体の価格は2302万円と計算できます。
この2302万円は消費税を含んでいますので、税抜き価格は2092万円、これを34.2坪で割ると「一条工務店の営業さん達が言う所の坪単価」が算出できて、61.2万円/坪という数値が出てきます。これは実際に営業さん達がお客さんに伝える坪単価とかなり近い値と思います。
最終引き渡しベースでの坪単価は
2642万円÷34.2坪=77.2万円/坪
となります。これは税金、その他オプション費用が全て含まれた坪単価となっています。
営業さんが最初に言う価格とは坪単価で15万円も上昇してしまうのでしばしば問題になることがあります。ただし、これは一条工務店に限った話ではありませんが^^;一条工務店の住宅価格の構成
以上から、一条工務店で最も平均的な住宅延べ床面積34.2坪の住宅を建てる場合、
住宅本体価格:2092万円(税抜):34.2坪の家の場合
その他オプション・諸経費:309万円(税抜)
消費税:240万円
合計:2642万円
と計算することができます\(^o^)/
これはこれまで多くの方にご提供いただいてきた見積書とも整合的です。
以上が、一条工務店の住宅価格の構造となっています。これを他のハウスメーカーでも計算することで同じように各メーカーの住宅価格を推定することができるようになります。住宅メーカーの「住宅価格」って乱暴すぎない?
一言で住宅メーカーと言っても、1社が複数の商品ラインナップを有しており、価格帯も全く違います。
例えば積水ハウスであれば、鉄骨系主力であるISステージなど、ISシリーズと木造主力のシャーウッドでは、価格帯も平均延べ床面積も異なっています。同様に大和ハウスもXevoの鉄骨系シグマシリーズと木造系グラウンウッドシリーズでは違います。もっと言えば、大和ハウスのグランウッドシリーズでも、グランウッドプレミアムではまた価格が異なってきます。
これら高額なシリーズは言う程価格差が出ない(そもそも高い)からまだ良い方で、タマホームなどローコスト系では例えば比較的高価格帯の「木望の家」とローコストの中でも企画系の「シフクのいえ」など低価格ラインナップでは坪単価で10万円以上の価格差が生じます。住宅販売価格ベースでは木望の家が2300万円程度(平均延べ床37坪程度)が平均的であるのに対して、シフクのいえは1200~1300万円程度(平均延べ床25坪程度)ですので同じハウスメーカーでもかなりの差が出てきます。
しかし、今回はこうしたハウスメーカーの中での価格差は一旦目をつぶって(そのうち商品ラインナップ別に書くかも知れませんが)、ハウスメーカーの「平均住宅価格」を出してみることにしました。
集計はシリーズ毎の荷重平均で計算をしていますので、主力製品(一番売れている商品シリーズ)の影響が最も強く反映されるよう集計していますので、それほど大きく外れることはないかと思います。
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最も高い積水ハウスは『平均的住宅』が4500万円オーバー!?
それでは早速ランキングを見ていきたいと思います。ここで言う住宅価格には、住宅本体価格+オプション・その他諸費用+消費税を含んでいます。この時、オプション費用や諸費用は住宅本体価格の15%ととして計算しています。
このグラフから「そのハウスメーカーで『平均的な住宅』を建設したら最終引き渡しでいくら支払わなければらならないか?」を示していると思って頂ければと思います。
平均価格は、住宅販売棟数で荷重平均を取って計算した値ですが「世の中の住宅価格の平均」ではなく、上記に記載のある15社の平均ですのでその点はご注意ください。
この価格は「土地価格」を含んでいない点にもご注意ください。積水ハウスで家を建てる場合、土地代が2500万円としても、7000万円程度ないと「平均的な家」が建てられないということを意味します(゜д゜)高い。。。ハウスメーカー価格ランキングをざっくり分けると?大手8社が突出
ハウスメーカー別の価格ランキングを、大きく分けると、4500万円以上の超高級ハウスメーカー、4000万円前後の高級ハウスメーカー、3500万円前後の平均的価格帯のハウスメーカー、そして一条工務店も含まれるやや広い範囲に分布しており2500万円前後にあるやや低価格帯のハウスメーカー、そして、タマホームなど2000万円前後で家の引き渡しが受けられるローコストハウスメーカーに分けることができます。
こうしてみると、高価格帯は積水ハウスの4599万円と大和ハウスの4558万円の2社が突出して高価格になっていることが分かります。
3位の住友林業が4097万円ですから、完全2強状態と言えます。
住友林業、パナソニックホームズ、旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)の3社がほぼ横並びの高級寄りのハウスメーカーとなっています。いずれも住宅1棟あたりの価格が4000万円程度となります。
そして、平均的(といってもあくまでこの15社の中で)なハウスメーカーとして、住友不動産、セキスイハイム、ミサワホーム三井ホームが並びます。実際に分析していて、未知ホームは高級イメージがあったのですがデータから見る限りはそこまで高価格に属している分けではないようです。一方で、一般に大手ハウスメーカー8社と言った時に含まれない住友不動産が平均価格の上位に食い込んできたのが意外でした。
しかし、こうして見ると「ハウスメーカー大手8社」と「高価格なハウスメーカー8社」はほぼ一致することが分かります。
やはり「大手は高い」というのは事実と言えそうですね^^
そして、一条工務店を含む「やや低価格グループ」としては、トヨタホーム、一条工務店、ヤマダホームズ、ヒノキヤグループが入ってきます。これら4社は大手ハウスメーカー8社が古参であるとしたら、新興グループと見なされるグループが中心となっています(トヨタホームはやや違いますが)。
そして、最後にLIXIL住宅研究所、タマホームのローコスト系が引き渡し価格で2000万円前後となり、やっぱりかなり価格は安いことが分かります。だって、大手8社の半額ですから。
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ハウスメーカーによって広さも様々
ここまでは住宅の引き渡し価格だけで比較してきました。上記のハウスメーカーではそれぞれ「平均延べ床面積」が異なってきます。
続いては、それぞれの住宅メーカーの「平均延べ床面積」をランキング形式で見てみたいと思います。結果は下のグラフです。
グラフで見ると、積水ハウスが1棟あたりの平均延べ床面積が「43.0坪」と突出して広いことが分かります。私の理解ではシャーウッドとISステージには「集合住宅」は含まれていないと理解して集計していますが、なんとなくアパートが集計に含まれている気もしないではありません。ただ、積水ハウスの集計ではシャーウッドとISステージのみを集計しているので、積水ハウスの家は突出して広いと言えそうです。広いから高いのか?高いから広いのか?
積水ハウスが頭一つ飛び抜けていて、続いて、旭化成ホームズ、住友林業、三井ホーム、パナソニックホームズ、大和ハウス、住友不動産が続きます。ハウスメーカー大手8社のうち、セキスイハイムのみが平均延べ床面積35.9坪とやや狭めですが、概ね上位は「大手ハウスメーカー8社」が占めていることがわかります。
これらのことから言える事は。高い家を建てる人は土地の面積も広い、ということです。。。要するにお金持ちは広い土地に高い家を建てるという身も蓋もない傾向が見て取れます^^;;;
そして、比較的面積の狭い住宅としてトヨタホーム、タマホームと来て、15社中最も平均延べ床面積が狭いのが一条工務店となりました!
これは個人的には意外な結果でした。
というのは、一条工務店はi-smartとi-cubeという主力商品が販売棟数全体の8割以上を占めています。そして、このi-smartとi-cubeは一条工務店のルール上の制約により「総二階建て」が基本となります。一般の軸組工法の場合は1階面積に対して2階面積は狭くなりますが、総二階建てであるi-smartとi-cubeは1階と2階面積が等しくなります(吹き抜けがあるにせよ)。結果として、他のメーカーよりも平均延べ床面積は広くなるかな?と思ったのですが、データ上は15社中最も延べ床面積が狭くなりました^^
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以上で、「価格」と「延べ床面積」が算出できましたので「坪単価」をランキング形式で見てみたいと思います。
坪単価ベースにしたところで始めて1位の積水ハウスが2位に転じて大和ハウスが1位となりました。
最終引き渡しベースの坪単価で115.6万円/坪程度が大和ハウスの平均的な坪単価となっています。これもやはりこれまでの傾向と同様で、大手ハウスメーカー8社が上位を占めており、大和ハウス、積水ハウス、住友林業、パナソニックホームズ、旭化成ホームズ、セキスイハイム、ミサワホーム、住友不動産、三井ホーム、トヨタホーム、そして、一条工務店が10位、桧家グループ、ヤマダホームズ、LIXIL、タマホームの順となります。
一条工務店の価格は77.4万円/坪となっており、今回の15社中10位となっており、大手ハウスメーカー8社の次に高いハウスメーカーと言えそうです。そして、タマホームはやっぱり安いですね^^
上記のグラフでは、一条工務店の価格をよく知っている方だと「高い」と感じるかと思います。そこで、税金と諸経費等(本体の15%)を差し引いた、税抜き住宅本体価格の坪単価でもグラフを作って見ました。順位は変わりがありません。
上記は「営業さんがお客さんに伝える坪単価」とお思って頂ければと思います。一条工務店で61.2万円/坪と言われたら、それに対して大和ハウスだと91.4万円/坪、タマホームなら42.9万円/坪といった感じで伝えられるイメージです。ただし、この価格では「家は建たない」ということだけは忘れないようにしていただければと思います!
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ここまで、ハウスメーカー15社について、1棟あたりの平均価格、さらに、住宅の平均延べ床面積、そして坪単価をランキング形式で見てきました。
皆さんが「高い」という印象を持っている積水ハウスと大和ハウスの2社はやっぱり高いし、ローコストのイメージが強いタマホームはやっぱり安いと言った感じで、想像通りの結果となっているかと思います。
最後に、間違ってはいけないのは「高い家」=「良い家」というわけではないし、逆に「安い家」=「良い家」という分けではありません。
良い家はその家庭によって全く違ってくると思います。広さについても、広ければ広いほど良いわけでも、狭いと悪いわけでもありません。タイトルには「お金持ちは~」とか書きましたが、収入の高い方であっても、家にお金をかけるよりも他の事にお金をかけたいと言った価値観の方もいらっしゃるでしょうし、その逆に家族が最も長い時間を過ごす「家」にお金を投資したいという方もいらっしゃると思います。どれが良い、どれが悪いというのではなく、それぞれの家族で話し合って、「このぐらいの価格の家を建てよう」と決めることと思います。
今回はあくまで「住宅価格」に主眼を置いて、ハウスメーカー15社のランキングを見てきました。「悪い家づくり」は自分たち以外が決めてしまうこと
高い家が良いわけでも、安い家が良いわけでもないというと、何が良いのか分からないと言われてしまいそうです。
しかし「悪い家づくり」、これから家を建てられる方が「絶対に避けるべき家づくり」のあり方はあります。
それは「営業さんが勝手に色々と決めてしまう家づくり」です。
家族で話し合って、住宅にかけられる価格は5000万円までだよね、と決めていたとき、5000万円の予算から土地代が2000万円で60坪として残りの3000万円が家にかけられるお金となります。3000万円で35坪の家が欲しいならば、坪単価としては85.7万円/坪となります。このうち、税金が10%、諸経費やオプションを選ぶ楽しみを残して15%とすると営業さん達が始めに言ってくる坪単価としては「67.7万円/坪」が限界となります。すると、平均的な価格帯としては三井ホーム、トヨタホーム、一条工務店のあたりに行くと、「各ハウスメーカーが最も得意とする価格帯の家」を提案してくれる可能性が高くなります。
逆に、積水ハウスや大和ハウスに行くと、当然手厚く出迎えてはくれますが営業さん達が「平均的」と考えている方向、すなわち高価格帯に引っ張られてしまい結果的に高い家になってしまいがちです。
だから、積水ハウスや大和ハウスに行かない方が良い、ということではありません。営業さん達も決して悪気があったり、足下を見て「高い家」を勧めてくるわけではありません。もちろん、自分の営業成績は第一に念頭にあるのは当然ですが、同時に、「せっかく来てくれたお客さんに良い家を建てて欲しい」とも思って居る方が大半と思います。
しかし、どうしても「いつも勧めていて評判の良い商品」すなわち「自社商品で最も売れ筋の平均的商品」をアピールしてくることになります。そして、その「平均的商品」ハウスメーカーによって、倍半分の価格の違いがあるということは顧客の側が認識しておくことが重要なように思います。
もちろん、最終的に当初予算を見直してより高い住宅を購入するのは良いことです。ただし、それを「顧客自らが決めたのであれば」です。
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自動販売機で1本、90円の飲み物があったら安いな、1本210円で売っていたら高いな、と思うと思います。価格に2.3倍もの違いがあります。ただ、このとき1本90円のノーブランドのお茶と210円のエナジードリンクのどちらが「おいしい」かは人それぞれであることは言うまでもありません。
しかし、これが住宅になったとたん、何が高くて何が安いのか?ということが分からなくなってしまいます。
タマホームの住宅(1992万円/棟)と積水ハウスの住宅(4599万円/棟)はちょうど2.3倍です。どちらが優れているというのではなく、相場として価格が全く違うのです。サッパリしたお茶が飲みたい人は90円のお茶を、ちょっと疲れがたまった人はエナジードリンクを選ぶように、自分たちが主体となって自分たちにあう住宅を選ぶことが重要と思います。
しかし、その時に「相場感」がないとどうしても営業さんに流されてしまいます。そうしたときに、今回ご紹介したような価格が少しでもお役に立てた場と思っています\(^o^)/
引用元:【ハウスメーカー坪単価・価格ランキング】お金持ちはどこのハウ・・・
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こんばんは。さすけです^^
前回、新・神宮東中日ハウジングセンターに建った一条工務店の新商品グランセゾンについて外観のレビューを書かせていただきました。
今回は、内観のレビューをさせていただきます!そして、外観編を1回で終わらせられたので内観編も1回でと思ったら玄関しか紹介できませんでした^^;長くなりそうです。。。写真お断りのグラン・セゾン・・・・
恐る恐るグランセゾンの内部へ!
既に引き渡しから7年も経っている私が、しかも茨城県のつくば市で建てているのになぜか、名古屋にある展示場に入るのには勇気がいるためグランセゾンの周囲をうろうろとして、3週ぐらいしてしまいましたが、一念発起して一条工務店のグランセゾン展示場に入りました。
平日の日中ということもあり、住宅展示場にはほとんど人影がなく一条工務店のグランセゾンがいくら新商品であっても、ガラガラだろうと踏んでいたのですが、玄関の自動ドアが開くとそこにはおそらく7~8人分の靴が置かれていました。かなり人気のようです。
グランセゾンに入っても、営業さんが出てくる様子もないので、これはうまくすると営業さんが付かずに勝手に見て回ることができるチャンスか?と思い、玄関上がってすぐ右手にある記帳台で氏名・住所・電話番号などを記載していたら、奥の方からちらっとこちらを見ていた営業さんが来てしまいました。。。(~o~)残念。。。
営業担当者の名前を聞かれて思わず、我が家の営業さんの名前を言いましたが北海道の展示場にいる我が家の営業さんの名前が通じるわけもなく、怪訝な顔で「どちらで建築されたのですか?」と聞かれてつくばであることや出張で名古屋に来ていたので寄ったこと、そして我が家の担当さん(監督ですが)が「是非近くに行ったら寄って下さいと言われたので~」などと言いつつ、展示場を見学したい旨を伝えました。
見学については、決してWelcomeという分けではないけれど、来てしまったものは追い返せないので、「どうぞ~」という感じで内部に潜入成功です。
早速「写真を撮っても良いですか?」と聞いたところ、「写真は禁止なので~」と言われてしまいました。。。
ということで、内観の写真はありません!
ただ、その後入手したグラン・セゾンのカタログは同じ展示場で撮影された者ですので、グラン・セゾンのカタログを使いながら感想を書かせていただきます^^
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ちなみに、その後我が家の監督と話す機会があって、写真撮影が禁止だったことを話したところ、わざわざ本社に確認をしてくれました。
その答えは
本社としてはグラン・セゾンについて写真撮影を禁止してない
という回答でした(゜д゜)
通常は他のお客さんなどが映り込んでしまうことでトラブルなどが生じる可能性があることから、写真撮影を禁止するケースもあるそうですがグランセゾンについては特に写真撮影を禁止してはいないとのことでした。
せっかく一条工務店はインスタなどで多くの写真が掲載されやすいのにもったいないな~と思っていたので、写真撮影が可能であることは良いことなのですが、私は撮影を拒否された・・・ということは、私だけが写真撮影をダメ出しされた、ということなのでは。。。。。
と、思いましたがどうも私以外でも写真撮影を断られたケースはあるようなので、私だけが断られた分けではないようです。
どうも、展示場や個別の営業三単位でトラブル防止などの観点などから写真撮影をお断りするケースはあるそうなので、今回は写真撮影がダメだっただけのようでした。今後、もしもグランセゾンに行かれたら営業さんに一言写真撮影ができるか確認されてみると良いかと思います^^
一条工務店はインスタの投稿数も多いので、もちろん他のお客さんが映り込まないよう配慮するなどのマナーは必要ですが、写真撮影がOKになれば良いな~と思っています。
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突き板(モクリア:MOQURIA)を用いた木目調フローリングがお出迎え
玄関に入ってすぐに感じるのは、外観がi-smartそのものであるため一層そう感じたのだと思いますが、あれ?これ一条工務店の家?という印象を覚えました。
下が同じ展示場の玄関入ってすぐの写真です。全体的に茶系統でまとまっていることがわかります。
これまでのi-smartよりも明らかに良い意味で重厚感のある雰囲気となっています。実際、下の写真は我が家の玄関入ってすぐの写真ですが、良い意味ではシンプルな、そして上のグランセゾンと比較するとやや安っぽさが感じられるようにも思います。
グランセゾンの玄関をもう少し詳しく見ていくと、その「高級感」を感じさせるのは色調だけではなくその木目が目立つ部材にもあることがわかります。
下の写真のあたりに注目すると、木目が強調された部材が多く使われていることがわかります。床については、無垢木材ではありませんがいわゆる突き板となっています。
i-smart標準のフローリングはいわゆるシートフローリングと呼ばれるもので、フローリング表面は木目を印刷したシートが張られた部材となっています。それに対して、グランセゾンの部材は、突き板による表面加工が行われたフローリングなどを用いています。
突き板というのは、全てが無垢材ではありませんが、「本物の木材」が数ミリの厚さで貼り付けられており、表面に見える木材は本当の木材となっています。一般に、この突き板のフローリングの方がシートフローリングに比べて高価なものとなっており、グランセゾンの内装がi-smartよりも高級側にシフトしていることがわかります。
i-smartで使用されているフローリングは、大日本印刷のEBシートフロアでしたが、おそらく、一条工務店グラン・セゾンで使用されているフローリングは大建工業の床材ではないかと思います。あくまで直感なので、違うかも知れませんが。。。
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サイズ選択が悩ましいグラン・セゾン標準シューズクローゼット
玄関入ってすぐ左手にはシューズボックスが置かれています。i-smartでは白を基調としたシューズウォールが採用されていましたが、一条工務店グラン・セゾンでは昔ながらの形をしたシューズボックスが標準仕様となっているとのことでした。
このあたりは、i-smartが比較的若い層をターゲットにしていたのに対して、グラン・セゾンはセゾンシリーズが得意としていた若者から年配の方までを広く視野に入れた商品であることから、シューズウォールのようにあまり見慣れないシューズボックスではなく、従来からあるシューズボックスの形状を踏襲したものと思います。
シューズボックスも床と同調の木目調のシートが張られたドアが取り付けられており、玄関全体を重厚なものにしています。
ちょっと気になったのは、そのサイズです。いくつかのサイズが用意されているようでしたが、上のサイズは7.5尺(2.27m)の幅があり、かなりの大きさがあります。さらに、右側にもう一つゴルフバックなどが入れられる9尺(2.7m)サイズのシューズクローゼットが準備されています。
7.5尺、9尺サイズになると収納力はバツグンである一方で、グラン・セゾンの天井高(2.65m)もあってそびえ立つ「壁」のようになってしまうように思います。
そのような状態を避けるためには、玄関の広さをかなり広く確保しなければならないことから、設置は難しそうだな~と感じました。
現実的には、下の6尺サイズが多く採用されるのではないかと思います。ただ、おそらく、6尺を選ぶよりも下で紹介する回転靴収納を使える7.5尺サイズがお勧めのように思います。このあたりは間取りとのジレンマが発生しそうですね^^;
ただ、このサイズになると縦長のものを収納できない点に問題が出てきそうな気がします。また、収納力という観点でも、6尺サイズですと多くの家庭でしまいきれない靴が出てしまうのではないかな?という点が気になります。高すぎるグラン・セゾン標準シューズクローゼットの上部収納
次に、収納上部は玄関部分に突き出した部分ですと高さ2mあたりに位置するため、通常の人は脚立などを使わなければ手が届かないことから、収納するものが限定されてしまうように思われました。それが顕著なのが玄関土間の上部に位置する下の赤枠部分になります。この部分の収納はしまうのも大変ですし、取り出すのも一苦労と言った感じになるように思われました。
できれば上部収納が下のようなダウンキャビネット方式になっていると便利だったのにな~と思います。お~!と思わされた回転靴収納。でもグラン・セゾンの標準ではない?
使い勝手の面では従来からあるシューズクローゼットの問題(上部収納の使い勝手)が気になったものの、お~!と思わされる部分もありました。
その一つが、回転靴収納です。私はこの回転靴収納というものをはじめて見ましたが、これは便利そうに思います!収納力が2倍まではいきませんが、1.5倍くらいにはなりますから、靴が多い家庭でもかなり安心ですし、何よりも冬と夏で靴を分けておけば年に1回回転するだけで靴の衣替えが可能という点は優れているように思いました\(^o^)/
いまいち画像だけではわかりにくいので、動画を張っておきます。見た目も全く同一なのでこの回転靴収納はおそらくパナソニック製なのだと思います。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=12&v=0g9cGeIMdkk
ただ、カタログの書きぶりでは「お選びいただけます」となっていることから、この回転靴収納は標準ではないようなので気になるのは値段です。。。いくらなんでしょう?
この回転靴収納は7.5尺以上のシューズクローゼットでなければ取り付けられないので、グラン・セゾンで建てる場合は、6尺のシューズクローゼットではなく7.5尺の方が良いように思います。
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次にシューズクローゼットのカウンターに注目します。
この部分は黒を基調とした天然御影石が使われたカウンターとなっています。一般に天然御影石は高級な部材ですが、一条工務店では御影石のでっかい塊を買い付けて、それをフィリピンの工場でカットして提供しているとのことで、通常は高くてなかなか採用ができない天然御影石のカウンターがふんだんに使われています。
これまではキッチンカウンターの天然御影石カウンターなどが有名でしたが、新たにシューズクローゼットのカウンターにも天然御影石のカウンターが採用されたようです^^
天然御影石は硬い素材であるため傷が付きにくいというメリットがあります。また、掃除も拭き取りだけで済むので簡単に済ませることができます。
そして、何よりも耐候性が高い点に特徴があり、長期間新しい素材感を維持することができます。あまり例として良くはないのですが、常時風雨にさらされている墓石にも御影石が使われますが、それはこの耐候性・耐久性の高さ故です。
一方で、気になった点もあります。それは、ホコリがたまったときに目立ちやすいという点です。
これまで、一条工務店ではキッチンカウンターとスマートバスのお風呂のカウンターに天然御影石が採用されてきましたが、キッチンカウンターは食事を作る場所ですから常に掃除がされている場所でもあります。そしてお風呂についても常に水が流れますのでホコリがたまることはありません。そのため、掃除をしないでホコリがたまってしまうと言うことはあまり起きなかったかと思います。
一方で、相当にきれい好きな方は別として玄関のシューズクローゼットの上を毎日水拭きする方は少ないように思います。しかも下の写真のようにこのカウンターの上部は通常花を飾ったり置物を置いたりする使い方が一般的と思いますが、掃除の際にはこうした飾りを毎回どけて綺麗にできるのは相当なきれい好きの方のみではないでしょうか?
一方で、玄関は外気と直に触れる部分ですからどうしても砂埃などが侵入してきやすいスペースです。
そして、砂埃が黒を基調とした天然御影石の上に落ちてくると、どうしても白っぽいホコリとして気になることになるのではないか?という点が気になりました。
掃除をすれば良いだけですが、キッチンカウンターとは違って、毎日この部分を掃除するとなると、それはそれで面倒ではないかな?と感じました。
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気持ちは分かるけど、ちょっと違うよマグネット対応パネル
色々と細やかな機能が付いているシューズクローゼットですが、これはちょっと違うだろ?と思わされたのが下の写真のマグネット対応パネル(ジューズクローゼットドア裏面)です。
そして、本当にこれは安全上大丈夫なのかな??と思わされた部分です。家に入ってどこに鍵をしまいますか?
みなさんは家の鍵をどこにしまいますか?リビング持って入って引き出しにしまわれたり、いつも決まった場所に置くと言った方が多いと思います。ただ、リビングまで鍵を持って行ってしまうとついうっかり違う場所に置いてしまったりして、朝になって鍵が見つからないという経験は誰もがしているものと思います。
一条工務店グラン・セゾンでは、このような問題に対して玄関から入ってすぐのシューズクローゼットのドア裏側にマグネット対応パネルを設置して、ここに鍵を引っかけることを提案しているように思います。
そして、このようにして鍵を引っかけるスタイルはi-smartのシューズウォールで良く見られるパターンでした。ただ、それはi-smartのシューズウォールには下の我が家のシューズウォールのようにそもそもカウンターがないため、どこかに鍵を引っかけたいというニーズによって生じたものだったように思います。
しかし、一条工務店グラン・セゾン標準のシューズクロークは天然御影石のカウンターが標準で付いています。そのため、普通に考えると、鍵を置くとしたらわざわざ扉を開けて鍵を引っかけるのは面倒なので、下の写真の赤矢印のカウンターの上か、カウンターの横にできる壁に鍵を引っかけてしまうので、そもそもマグネット式の鍵かけが必要なのかな?と思いました。
ただ、これは使われるかは別として、あって困るものではないのでマグネット式の鍵かけはあっても構わないと思っています。しかし、これが「住宅生の安全性」を脅かすものであるのならばあってはならない、ように思うのです。そして、私は一条工務店が新シリーズのグランセゾンでそのようなことを考えていないとも思えず、これはどういうことなんだろう???と感じています。電子錠の「保管禁止距離」とシューズクローゼット
最近家を建てる方は、住宅の玄関ドアを電子錠にされる方が多い様に思っています。
私の家でもパナソニック製の電子錠を採用しています。これはどの家でも採用されるべきだと思える程、本当に便利です。もし悩まれていたら、是非採用をお勧めします。
https://www.smarthouse2.com/?p=5379
で、この近年急速に普及する電子錠は、ボタンを押すことで鍵を解錠できるという機能がある一方で、パッシブ機能と言ってドアのボタンを押すと周辺に鍵があるか?を確認して、鍵が見つかった場合は解錠すると言う操作が可能になっています。
この機能は、例えば買い物で手が塞がっていたり、外出時にバックの中に鍵をしまってしまった状態でも、玄関ドアと鍵が通信を行うことで解錠操作を実現する機能となっており、非常に便利な機能です。
現在普及している電子錠にはほぼ全てこの機能が付いています。
で、ですよ。この電子錠は、鍵のボタンを押さなくても鍵が近くにあると玄関ドアの解錠ボタンを押すだけでドアを解錠できるという機能故に「保管禁止距離」が設定されているのが一般的です。
ようするに、玄関の近くに鍵を置きっぱなしにしてしまうと、不審者が玄関ドアの解錠ボタンを押しただけで玄関の鍵が解錠されてしまうため、通信が行える距離に鍵を置きっぱなしにしては行けないのです。
例えばLixilの電子錠では室内側は2.5mを「保管禁止距離」と定義しています。
上記の表で、通信エリアというのは、手に持っている鍵側の解錠ボタンを押した場合の通信可能距離ですのでここでは関係ありません。「認証エリア」というのは、その範囲に鍵が存在していれば玄関ドアのボタンを押しただけで解錠操作が可能な範囲ですので、今回の問題はこの「認証エリア」が問題になります。
一条工務店で、電子錠を付けた場合、「一条工務店が提案する」マグネットドアに鍵を置くと、シューズクローゼットと玄関ドアの距離が2.5m未満である場合、少なくともLixilが保証する鍵の保管禁止距離を保つことができません。そして、現実的には玄関に設置されたシューズクローゼットと玄関ドアを「保管禁止距離」である2.5m以上話すことは通常できないように思うのです。
こうしたことから、安全上大丈夫なのかな?と感じた次第です。もちろん、一条工務店がマグネットドアを採用したことで、それ自体が静電遮蔽(電波を遮蔽する)構造となって、補完禁止距離を維持できることを保証してくれているのであれば、全く問題ないことです。ただ、その点はきちんと考えられているのかな~と気になりました。え、保管禁止距離なんて説明されていなかったという方も現実的には大丈夫
既に一条工務店等で家を建てられて電子錠を採用されている方で「保管禁止距離」なんて知らなかった、という方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、現実的には、保管禁止距離2.5mというのはかなり安全側の距離で、通常は1m以下しか電波は届きません。認証エリアが2.5mになってしまうと言うのは何らかの特殊な環境の場合のみで、仮に玄関に置いてあっても、ドアの目の前のカウンターに電子錠を置いているというのではない限りは問題はありません。
さらに言えば、現在販売されている電子錠の多くは、住宅内に鍵があるのか、それとも屋外側に鍵があるのかを判別して、室内側に置かれた鍵からは「室内側の解錠ボタン」を押さなければ開場できない状態になっています。すなわち、仮に鍵が玄関ドアにぶら下げられていたとしても、泥棒が室外側の解錠ボタンを押しても解錠しないようになっています。年間1万2千棟建てるとイレギュラーも起こるし、将来の不安も??
じゃあ、なんでわざわざそんなことを言っているんだ?と思われるかも知れません。
それは、一条工務店が年間1万2千棟もの住宅を建てているハウスメーカーであるため、通常は1m未満でしか反応しないとは言っても、メーカー側が2.5mという安全距離を指定しているのに、あえてそれを無視する施工を標準として、さらにはカタログでアピールして本当に大丈夫なのだろうか?と感じたことが一つです。
そして、もう一つは近年増大傾向にあり、国内でもその犯罪が確認されている「自動車電子錠へのリレーアタック」と呼ばれる攻撃の手法の存在です。
電子錠が広く普及している自動車でも、住宅の電子錠と同様に車の近くに行けば、車のドア側のボタンを押すことで開場操作をしてエンジンをかけることができる機能があります。
この機能を使って、近年「リレーアタック」と呼ばれる車の盗難被害が増えています。
https://www.youtube.com/watch?v=bXfp8F4J2eI
そして、この犯罪は原理的には車だけではなく住宅においても可能となっています。
現時点では犯罪者にとって居住者と出くわすリスク(犯罪者にとっては捕まるリスク)が高い住宅を狙うよりも、盗めばすぐに逃げることができる車を狙う方が効率的なために住宅への侵入犯罪に使われた事例はありません。また、犯罪者視点で考えた場合、電子錠が付いている家が増えても、玄関の近くなど電波が中継可能な範囲にまで住宅に近づいても、玄関に鍵が置いてなければリレーに失敗してしまい、玄関近くに電子錠が置かれている住宅を発見することが現実的にはできないために、リスク回避(玄関に近づけば不審者として発見される可能性が高い)ことから、そうした犯罪には至っていないものと思います。
しかし、一条工務店グラン・セゾンが仮に良く売れたとすると、グラン・セゾンでは、一条工務店が玄関ドア近くに鍵を置くことを推奨した結果、犯罪が行い安い家と見なされる可能性もあるように思っています。
あくまで、推測の域を出ず、杞憂となる可能性が高いとは思っていますが、それでも一条工務店のように施工等数が多い住宅メーカーが、少なくともLixiliなどが設定する保管禁止距離以内に鍵を置くことは推奨すべきではないのではないか?と思った次第です。
もちろん、一条工務店ではそうしたことも全て網羅的に考えた上で安全性を担保し「マグネットドア」を提供して、鍵を玄関ドア近くに置くことを推奨しているのかもしれません。そうであれば、安心できますし、逆にあまり考えていなかったのであれば考え直さなければいけないように思った次第です^^
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グランセゾンの玄関は広めが必要?
外見的には従来のi-smartとほとんど変わらない外観ながら、中に入るとセゾンらしさを多く感じる仕様となっているように感じました。
グランセゾンの内観は明らかに高級感があり、i-smart販売以前の一条工務店の主流商品であったセゾンシリーズの考えを踏襲したものとなっています。
ただ、一条工務店のセゾンの室内装飾は良い面でふんだんに無垢材などを用いることで高級で重厚な雰囲気がありましたが、やや古さを感じる高級感といった面もありました。あくまで個人的な印象ですが、その代表格が腰壁などです。私自身はセゾンをはじめて拝見させてもらった時、「社長の家」という印象を持ちました。
これに対して、一条工務店の新商品であるグラン・セゾンは、ややもすれば重苦しい、古くさいといった印象を持たれてしまった部分を排除し、また、一方で、i-smartの良い面でシンプルモダン、悪い面では軽い・安っぽいと感じられてしまっていた部分を取り除いて、モダンで高級感のある印象を演出しているように思いました。
新・神宮東展示場にあるグランセゾンはダークな茶系が基調となっているため、やや重い印象もあったのは事実です。まだ先になりそうですが、明るい茶系を基調とした2階にあがるとその違いを強く感じるかと思います。そのため、色味による印象の違いもあるとは思いますが、玄関を見る限りその高級感をしっかりと受けとめるためには広さが必要なのかな?とも感じました。
玄関のシューズクローゼットについては、昔ながらのシューズクローゼットの形状をとりながら要所要所に細かな工夫も盛り込まれていますが、全体として玄関の広さを広めに取らないと、一歩間違うと狭く感じてしまうといったこともおこってしまうかな?という印象を持ちました。
このあたりはあくまで個人の主観ですので、今後増えるであろうグラン・セゾンの展示場が近くにできたら実際にご覧になっていただくのが一番のように思います^^次回予告:グランセゾンリビングレビュー、高級感と広さのバランス
今回も、グランセゾン内観レビューと書きつつ、玄関に入っただけで終わってしまいました。。。。
次回は玄関から左手に向かって、リビングのレビューをさせていただきたいと思います\(^o^)/
引用元:一条工務店グラン・セゾン内観レビュー選択が難しそうな玄関編、・・・
テーマ:ブログ更新情報
こんばんは。さすけです。
2019年1月末に消費者庁から公表された太陽光発電システムが発火・火災を引き起こすリスクの指摘とそれに対する一条工務店の対応の続報を書かせていただきます。
一条工務店では現在設計打合せ中の方に対して、ソーラーパネル1kWあたり1万円で消費者庁の勧告にしたがった鋼板敷設をオプションとして提供しはじめました。
(ただし、基本的には設計打合せ中の方であっても顧客側から質問しなければ、一条工務店側からは説明してくれない体制となっています。そのため設計打合せ中の方でも知らない方も多いかと思います。)
仮に9.9kWのソーラーパネルを設置した場合、税抜き9.9万円で鋼板敷設が行えます。12kWのソーラーパネルであれば12万円で鋼板が敷設できます。
結論から言いますと、鋼板敷設が1万円/kWで可能であるならばすべきと考えます。というか、鋼板を敷設しないという選択は私個人の価値観ではあり得ない選択と考えます。
前回の記事で一条工務店が鋼板敷設をオプションで提供した話を冒頭に少しだけ書いたところ、営業さんから推奨しない旨の話があったという情報やそもそもそのような話を知らなかったという話を多く伺いました。また、知っていた方も、お金を掛けてまで鋼板を敷設すべきかどうかについてご相談もいただきました。しかし、これは誤った(または認識不足)説明と考えます。
いつも通りこの記事は長いです。ブログが長くて読むのが辛い方は営業さんに「太陽光を設置する際は鋼板敷設をオプションでお願いしたいので、オプションとして追加しておいて下さい」と伝えていただければOKです。こうすることで、損はありませんし、将来のソーラーパネルの発火・延焼リスクを十分に低いレベルに低減できます。
営業さんが反対しようが、周辺で誰も鋼板敷設をしている人はいなかろうが、鋼板敷設はすべき、というのが私の結論です。
以下では、なぜ鋼板敷設をすべきという結論に至るのかを説明させていただきます。
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