ちょっとした野暮用で久々東京に来た。
用事も終わり新宿で時間を持て余している(>_<)
買った切符の電車は20時発だ。
とりあえず現在この時間しばらくぶりで新宿のライオン2階にあるアイリッシュパブに来てみた。
エビスの生ビールがうまい♪
まどろっこしい思いにさいなまれた時…
身体が動くならとりあえずバイクにまたがるのがいい。
そこには生きている実感が全てある。
春よ春よと浮かれうごめく人々は
山間のシンとした空気を切り裂く冷たさを
その前線がどれほど近くにあると感じ取れるのだろうか…
未だ冬の名残は間違いなく残る浮気心な季節模様だ
息吹息吹と浮かれ漂う羽虫達は
駆け出しまもなくの農道や土手沿いの道で
我がメットシールドに張り付き弾け砕けそして死んでゆく…
生命(いのち)のはかなさをどれだけ感じ取れるというのだろうか…
未だ己の鼓動あるムーブメントはとりあえず健在らしい
今年になって始めてDUCATIに火を入れた。
おそらく3ヶ月以上放置していた。
昨今の我が心境とシンクロするぐらいグズグズな目覚めは
覚醒するまで相当な時間を無駄にする。
「これだからイタ車は困るんだよ…」
独り言で毒を吐く。
自分へのあてつけの如く
しかし機嫌よくなった彼女のよがリ声はなんとも艶っぽい
さて、どうしてやろうかとグツグツと下心で欲情してしまう春樹だ
凍えに硬直しながらもルートに殉じ走り続ける
風に煽られながらも身を持ち直す
バイクをコントロールしてるって事は生きてる証だね。
そう思いながら下った国道のどんつきを右折国道1号に合流
海岸線に出たんだな…そして東名高速に乗る
徐々に太く開けるアクセルと共に身体を襲う風圧は…
今自分に襲い掛かる嵐の如くフゴォーーーーーー!って…
かじかんだ手が弾き飛ばされそうな感覚だ。
「苦しいなら我慢すること無いぞ!いっそ飛んでしまえ!」
て風圧がささやくから悔しくってさらにアクセルを開けてやった
御前崎は…相変わらず…何も無い…
海と波と空と風…そして人為的に目を引くのは灯台だけ。
先っぽはほんと何にも無い。
申し訳程度な【静岡最南端の碑】と猫の額程度の波打ち際への階段
まずは灯台に登り30分眺めて呆ける
風の揺れにいささか併合して降りた
潮ぎわでまで近づいく
持参したi-potでサザンや桑田を2時間に満たない時で聴き倒しの座り込み。
意識されたら間違いなく危ないおじさんだったろう(笑)
さてと…陽も落ちかかってきたことだしっと…
後2本しかないタバコに火を灯した頃…
ヘッドフォンで桑田が唄った…
その生命(いのち)は永遠(とわ)じゃない
誰もがひとりひとり胸の中で
そっと囁いているよ
「明日晴れるかな…」
遥か空の下
あれあれなんだかこの瞬間ふいに目じりが熱くなり不覚にも涙がこぼれちゃった…
ジンとしてしまった…
波音は相変わらず
空は傾き海面に反射する光で白々眩しすぎる
足下に押し寄せる波のしぶきは
夕暮れ迫る頃合になり座り始めたより身近で弾け散った
無機質で絶対的な満ち欠けのサイクルを繰り返し
今この自分に神が造りたまう摂理を見せ付けている
「明日…気持ち晴れるかな…」
呟いてみた
ちょっとだけ…
波音に混じり元気が押し寄せてきた…
引き潮に乗って死んじゃおうかな…
て、思いが薄れはじめた
明日心晴れるかな…