カナリア生活  -16ページ目

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案外、買い物好き (幻冬舎文庫)/村上 龍

¥480
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前に読みかけて途中で止めた本。
テーマは買い物だけど、

語り口調が時事ネタの時と同じなので、
活字に緊迫感がある。

「今、ミラノに来ている。シャツを買っている」
みたいな。

いいな、と思ったのは買い物のことじゃなくて、
息子さんとパリでやった「犬見つけ」ゲーム。

買いすぎた荷物を交互に持ちながら、
犬を見つけたら交替というルール。

「フェアプレー」好きの村上さんらしい、
老若男女に関らず楽しめるゲーム。



ワタシは最高にツイている (幻冬舎文庫)/小林 聡美

¥520
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小林聡美さんが好きなので。

歴史小説が特に好きなお友達は、
「エッセイを読む意味が分からない」

と言ってた。

確かに楽しみ方は全然違う。
本人を好きでも、おもしろくないのもある。

でもこの本は、テレビで語る事が少ない
女優さんの人となりが垣間見えて楽しい。

フィンランドのくだりは、
映画「かもめ食堂」も観たので画も浮かぶ。

どこで何をしていても、
どこか牧歌的な印象。

22 23

半分のぼった黄色い太陽/チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ

¥2,730
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何度も借りては、読み終わらずに返してた本。
読み切った。

ナイジェリアが1960年代に戦争をしていた。

今どういう時代か知らない。
戦争が似ていると思った。







母親ウエスタン/原田 ひ香

¥1,785
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前に読んだ本。

2021

性犯罪被害にあうということ/小林 美佳

¥1,260
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性犯罪被害とたたかうということ/小林美佳

¥1,260
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棚に二冊並んでいて借りた。

ずっと前に新聞記事で読んだ事があり、
お名前は知っていた。

本を手に取った時に感じた気持ち。

周りの人に、特に男性に、
この本を借りているという事を

知られたくない、という感情。

興味があると思われたくない。
自分も被害者と誤解されたくない。

そういう気持ちが自然に沸く事こそ、
この本が無ければ分らなかった。

いろいろ考える事がある。

1819

八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)/新田 次郎

¥578
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桜も散る頃というのに、
自分も猛吹雪の中で凍える読後感。

何とか生きて欲しかった。

行軍終了後のエピソードに
作者がページを割いたのが謎。

軍隊ってそんなもんなのかと
へんてこ感が。

2月に参加したイベントで、
寒さ対策に上に7枚、下にも7枚着た。

ウールやダウンはなく、
全て綿素材やヒートテックのような薄物。

靴の中には専用のカイロ。
綿のバスタオルをストール代わりにした。

重装備のおかげで足と胴は温かく、
3枚しか着てない腕だけが冷たかった。

その話をしたところ、
お友達がこの本を貸してくれた。

来年は唐辛子と油紙も用意しよう。



花が咲く頃いた君と/豊島 ミホ

¥1,365
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軽いし若い人だから題材も限定されるのに、
描かれるものに薄い膜があって、

なんだか哀しくて心が痛む。
何でだろう。



さっきテレビで、錦織圭さんが
芸能人五人チームとテニス対決していた。

響の長友さんの金太郎ボレーに感動。
あの距離で錦織さんのショットに

堂々と正面ボレー。
あの姿勢を忘れたくない。

151617

カフーを待ちわびて/原田 マハ

¥1,470
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さいはての彼女/原田 マハ

¥1,575
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はじまらないティータイム/原田 ひ香

¥1,365
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楽園のカンヴァスが話題になっていて、
リクエストしたけど、

何百人待ちで、

本棚に行ったら
ずいぶんとたくさん本を書いてる人で、

とりあえず最初の方のを
借りて帰ったら、

やっぱり最初の方な感じの本だった。

連載が長い漫画だと、
最初の頃と最後の方で

絵が全然違う事があるけど、
そんな感じでしょうか。

といっても、
原田さんの最近の本は未読。

原田マハさんのお隣に並んでる
原田ひ香さんという人も、

たくさん本がでていて、
何冊か借りてきて読んでみてる。

そこで中国の鳥インフルエンザのニュース。
事実は小説よりぶっ飛んでる。

1314

希望の国/園 子温

¥1,575
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園子温というのが
最初名前に読めなくて。

えんこおん?

ヒミズとかの映画は知ってたけど、
初めて人の名前として認知できた。

福島を巡る痛む思い。


僕らのご飯は明日で待ってる/瀬尾 まいこ

¥1,365
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深刻な困難を明るく喝破。

生きてると結局そうなることもある。

10 11 12

すべて真夜中の恋人たち/川上 未映子

¥1,680
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明るい人も 元気な人も
社交的な人も 人気者でも、

お金持ちも、仕事大好き人間も、
悩みがない人も ポジティブな人も

実は体は地表から1ミリも浮く事ができないのは、
地球上のみんなおんなじ条件。

どういう風に見えてたって、
今生きてるって事は

死ぬまでの時間を先が見えない中で
暮らしていくしかない。


青空チェリー/豊島 ミホ

¥1,050
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からりとした若さと突き抜け感。
でも心の重さはやっぱり一緒。

人間のハートをこんなに柔に創ったのは、
誰の趣味なんだろう。


僕の明日を照らして/瀬尾 まいこ

¥1,470
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虐待。

家族。

だけど心の明かりを消さない主人公。

もっとがっかりする事が実際はいっぱいある気もするけど、
このお話はこのふんわり感がいいのだからいいのだ。

789

いつかパラソルの下で (角川文庫 も 16-5)/森 絵都

¥540
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死んだカタブツのお父さんが
まさか不倫してた話。

よくもわるくも
全体にきれいにまとまってる。


乳と卵/川上 未映子

¥1,200
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子供の意味不明な感じが
気持ちよかった。

途中は覚えてるのに
結末が思い出せない。

最近よくある。
もっかい読めるな。


そして、遺されたもの―哀悼 尼崎脱線事故/「週刊文春」特別取材班

¥1,000
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事故のことはもちろん知っていたけど、
詳しいことは知らなかった。

普通の朝の行ってきますが、
別れの言葉になってしまった人達。

本当に普通の一日だったのに。

456 牛歩で2月も10日 とほほ

あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書 (新潮新書)/保阪 正康

¥756
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何だったのか。

「あの」というほど
実際に経験もしていないので

親しくも無い。

でも知らないと今を生きるのに
戸惑うことがある。

知って驚く日本人の性質と体質。
今も昔も変わらない。


日野原重明 一〇〇歳/日野原 重明

¥1,260
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歴史を人生で体験している方。

「健康の秘訣」なんてものはなく、
とにかく日々スタートライン、

人のために働くの繰り返し。
地道さといまだチャレンジ精神。

不屈の優しいおじいさん。


日本の問題よくわからないまま社会人している人へ―ひとめでわかる図解入り/池上 彰

¥1,575
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内容は分かり易いけど、
文字とデザインが読みづらかった。

不思議本。

アラファト議長ってそういう人だったのか、
領土問題ってそうなってたのか、

などなど、池上さんのお陰ですっきり。

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気まずい二人/三谷 幸喜

¥1,260
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いらつく二人/三谷幸喜 清水ミチコ

¥1,470
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2013年の読み始めは、
みっちゃんと三谷さんの三部作。

まだ続くけど。

本当はこの他に5冊くらい読み始めたけど、
どれも半ばで返却期限がきて挫折。

年末の勢いはあったのに、
もう一生本を読み切れないで生きるのかと

やや焦った。

やっぱり普通に暮らしていると
本を読む時間て無いんだな。

むかつく二人/三谷 幸喜

¥1,470
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