TOEIC900未満でも英検1級1発受かるかな~♪
アラカンでも英検1級1発合格可能かな~♪
実際、やってみたら、合格できました!
しかも、留学なし、駐在経験なしで。
そんな自分が、どうやって合格したかをご紹介します。
ご興味ある方は、お付き合いください。
ここでは、特に50代、60代の受験者に散見される「聞こえずらさ」とその対策について紹介してみます。
医学的な難聴ではないが、明らかな「聞こえずらさ」についてです。
1.まず、日常の会話で聞き返すのが癖になっていないかチェックすること
ここから述べるのは、いわゆる英検1級の1次試験問題や2次の面接におけるListening能力に関することなのです。が、まずは英語ではなく母国語である日本語を使うシーンとして思い浮かべてほしいのです。
こんなことが起きていないでしょうか。
たとえば、自分の隣の席にいるAさん(55歳)に向かって、真向いの席にいるBさん(58歳)が話しかけるとします。
そのとき、Aさんが「え、なに?」と聞き返すことがあります。当然のように聞き返すことがあります。
ところが。
そのとき自分には、Bさんが発した言葉は私の耳にはきちんと聞こえているのです。なぜなら、発せられた言葉は、決して小声でささやかれたようなものでものでなければ、別に聞きなれないような珍しい言葉でもないからです。
もう一度言いますよ。
Aさん、Bさん、自分はせいぜい半径2メートル内に座っているし、まわりに、喧噪や雑音は発生していないのです。
にもかかわらず、Bさんの発する言葉が傍観者の自分には聞こえて、Aさんに聞き取れないのはなぜ?
年を取るごとに、聴力が落ちているのです。もちろん、健康診断で指摘されるほどではないにしても。そのことになぜ気が付かないのでしょうか、と申し上げたいのです。
この現状に加えて、年を取るということは、会社とかでまわりがほとんど目下になるところから、ついつい平気で聞き返してしまう、そこに甘えていませんかということです。。
50代以上が若い人に向かって「え?」「なに?」というのは、残念ながら見苦しい。
「ワカモノ」から、少なからず「うっとうしく」今風にいえば「うざい」と思われているのは、まず間違いありません。
日本語でこれなのだ。英語になれば聞こえがよくなるなどということはありえるでしょうか。
とすれば、50代以上の受験生は英語学習の方法を練り直す前に、まずは自分の家族や知人、友人に自分がついつい聞き返し気味になっていないか確認してみた方がいいのです。
2.対策は耳(脳内)にとどまっている残響のようなものをもとに類推すること
さて、そのように自分が、ついつい聞き返す癖がついているとしたら、(本当に難聴気味であったら、医者に行かなければならない)それをどう解消するかについて考えていきたいのです。
まずは、安易に聞き返さないこと!
次にここからがテクニックになるが、よくよく考えてみるとこれがそのまま英文のListening能力向上にも使えると思います。
実は、音が耳に達した以上、つまり全く聞こえなかったわけではないのなら、そこに、残像ならぬ残響のようなものが必ず残っているはず。
たとえば、半径2メートル以内のところにいる人から、そこそこの声で話しかけられたとしましょう。
よくは聞こえなかった。しかし、「いう、あーめん、どお」とかなんとか、かすかに頭に残っていたとします。
その時がお昼時であれば、「昼、ラーメン、どお」であったと誘われたのでないかと想像することは、そんなに難しくないでしょう。
英検1級のListening問題は、かなりゆっくりしゃべってくれるし、なまりもありまsねn。
だから、ついつい甘えてしまいがちですが、2次の面接ではネーティブが直々にしゃべるので、英語で「いう、あーめん、どお」はありえます。
しかし、そこに日常生活での聞き返し癖が出てしまうと、決していいことはありません。
もちろん、筆者は、「余裕のあった」準1級の時は面接において聞き返しを「あえて」行ってみたのです。
が、英検1級1発合格の時は、とてもそんな気にはなれませんでした。1度くらいは聞き返してもいいらしいのですは、精神的に及び腰になってしまいます。不合格への第一歩になる可能性が高くなると推測します。
だから、英語学習の前に、「聞き返し癖が付いていないか」をチェックし、もしそうだとしたら、対策を取ることが非常に重要。
すなわち。聞こえた範囲の英語の音と前後の関係から、相手の言った英語を「復元」できるようにすること。それが、中高年の合格の意外と隠れた鍵となるのです。
以上、あなたの合格に向けてのヒントになれば、幸いです。