…って、わざわざまとめて書くほどじゃないんですが(笑)

新刊は、絵本1冊。

『どきどき かくれんぼ』(鈴木まもる絵 金の星社 2025年5月)

 

他に、海外版になったものが9冊と、重版していただいたものが10数冊。ありがとうございます。

 

わたしのお仕事ではないけれど、今年は、黒ねこサンゴロウのお芝居を観ることができて、嬉しかったです。

 

来年は、『かくれんぼ』のシリーズでもう1冊と、他社のシリーズで1冊、できるといいなあ…というぼんやりとした希望(描く人次第!)。

それと、5年がかりでつくってきた春の絵本が、年明けまもなく入稿の予定です。とっても可愛いの。どうぞおたのしみに。

 

 

いつものように、Mは「臼と杵」のお餅つきに出かけました。やや風はあるものの日中は暖かでよかった。

わたしは松前漬を仕込み(なぜかこれがおせちに新加入)、あとは定番のお煮しめに紅白なますを作るだけ。他のお正月っぽいもの(海産物メイン)は、大晦日にMがいろいろ買ってきてくれる予定。
水仙と千両を切りに出たら、もともと少なめだった千両の赤い実が、すでに一粒もなくなっていて、あらら…。誰か食べた? 南天などはまだまだたくさん残っているけれど。

 

 

玄関のお飾りは、毎年クリスマスのリースに手を加えてお正月用にリメイクするのですが、緑のものがだいぶ色あせていたため、わたしが急遽そのへんのものを集めてテキトーに作ったのが、これ。
杉の葉、金柑、南天、綿の実。

伝統とか形式とかまったく無視だけど、飾るのに29日と31日は避ける、というところだけなぜか厳守。

 

この夏、長年親しくさせてもらっていたご近所の方が、不慮の事故で急逝されるという出来事があり、いろいろ思うところも多かった年でした。

一度だけ東京に日帰りした以外は、日常の買い物と通院だけという引きこもりの閑猫でしたが、まあまあなんとか、現状維持できれば良しといたしましょう。

 

 

たくさんの方にお世話になったり、支えていただいたりの一年。ありがとうございました。みなさま、どうぞよいお年を!

 

いつのまにかロウバイが咲いていた。小さい木に、つぼみもたくさん。

この透明感のある花が好き。ほんのり良い香りがする。
今年はまだ暖かいのか、下のほうには緑の葉っぱも残っている。

 

 

リュウノウギクの枯れ花。

 

 

柚子マーマレード、たくさんできました。(調子に乗って作りすぎた!)

 

さて、大掃除…のことは置いといて(こらこら)…

年越し蕎麦は、どうしようか。

毎年、大晦日には、隣町で買い出しをしたあと、その隣の町の蕎麦屋に寄るというのが恒例だったが、昨年末は都合で行けなかった。

古い店で(老舗という意味ではない、ただ古いだけ)、老夫婦と、おじさんおばさんと、お嫁さんの三世代でやっていて、いつしか老夫婦の姿を見かけなくなり、お嫁さんがおばさんの年代になり、あの店まだあるよね? と言いながら行ってみて、あった! とほっとする…ここ数年はもうずっとそんな感じだった。

先月だったか、車で前を通ったら、もうのれんも看板も何もなくなって、人の気配もなく、すっかり廃屋のようになっていた。

ああ、とうとう店じまいしちゃったのか。

この20年くらいの間に、東でも西でも、古くからあった個人商店が次々と消えていく。過疎化が進んでお客が減り、働き手も高齢になり、あとを継ぐ人がいない。

一軒二軒と消え始めると、連鎖反応的にばたばたと続いて消えて、風景の中にぽつんぽつんとコンビニだけが残っていく。

風が吹くとがたがたと鳴るガラス戸。黒光りのする奥の階段。次に通るときには取り壊されて、更地になっているかもしれない。やがてそこに何があったか思い出せなくなるんだろう。寂しいな。

 

 

 

今年のクリスマスに届いたものは…

 

 

なんとなんと! 

先月、とりごえまりさんの個展で一目惚れした絵が、わが家に来てくれました。

抽選だったので、こういうものに当たったためしのない閑猫は、最初からあきらめてご遠慮してたのですが、知らないうちにMがこっそり申し込んでくれていて、それが当選しちゃったのです。

嬉しい、嬉しい。ブーケを持つ熊さん。素敵だ。うっとり。

 

 

本日のクレ坊。

 

 

昨年のクリスマスにネパールから来たフェルトの猫ハウス。

2つのうち、紫芋みたいなほうは、入り口がちょっと小さめのせいか、これまで誰も入ってくれなかったんだけど、昨夜ふと見たら、クレちゃんがひょこっと首を出していて、びっくり。

 

 

でも、次に見たら、かぼちゃのほうに入って寝てた。やっぱりこっちか。

 

 

メタセコイアとサルトリイバラ、ちっちゃいオーナメント風にしてみた。

 

 

今年もやってきたサンタブラザーズ。

みなさま、あたたかなクリスマスをお過ごしください。

 

 

ブロッコリー君からは水玉のプレゼント。

 

 

 

 

本日の「いいね!」クリスマス特別版

 

その1 まずは伝統的な聖歌隊の歌を聴きませう。

Good King Wenceslas - Lincoln Cathedral Choir

その2 ベスト5に入る閑猫お気に入りを、かっこいいアレンジで。

O Come O Come Emmanuel - Tommee Profitt

 

その3 スペインのビジャンシーコ(クリスマスソング)集から。

Entre en el Jardin de Venus
なんとなく意味深に思える歌詞なんですけど…マリア様じゃなくヴィーナスだけど、いいの?

(みんなで歌って踊って祝う、ということなら、王様を称える歌より、恋の歌のほうが盛り上がるのは確か)

 

できた、カリンのジュレ。

途中までは金茶色をしているのに、最後にきれいな赤い色に変わるのが不思議。どこに隠してたんだろう、この色。

蜂蜜のようにとろとろで、甘酸っぱい。ヨーグルトに混ぜたり、お湯割りでホットカリンに。

 

カリンのレシピをあれこれ調べていると、ときどき変なサイトに行き当たる。りんごのようにジャムにすると美味しいとか、生で薄切りにしてサラダにとか。それ、ほんと? ちゃんと自分で作って食べてみた人が書いてるの?

生食できるカリンというのも世界のどこかにあるのかもしれないけれど、少なくともわが家の庭のカリンは、生食どころか、いくら長く煮てもミキサーにかけても、ガリガリして渋くて、とても果肉を食べることはできません。

皮ごと薄く刻み、種も芯もみんな入れ、水煮して汁だけ取ったら、もったいないけどあとは捨ててしまう。その汁に砂糖を入れて煮詰めたのが、ジュレ。

今年も作れて嬉しい。

 

 

横の山に生えている、この変な格好の木は、ハリギリ。

右側に長いこと別の大きな木があったので、左にしか枝が伸びなかったらしい。

この木によくヒヨドリが来ている。まだ葉も残っているのでわかりにくいけれど、上の写真の中に5羽くらいいると思う。じっとしていないで、しょっちゅう入れ替わる。

 

 

枝の先には小さい黒い実がたくさんついていて、ヒヨさんたちはこれを食べに来ているようだ。

花火のように放射状になった実のつき方や、てのひらのように切れ込みのある葉の形は、なんとなくヤツデに似ている。若木の幹はトゲだらけで、山菜で有名なタラノキにも似ている(実際、若芽はタラの芽のようにてんぷらで食べられる)。

ハリギリとヤツデとタラノキは、みんなウコギ科の仲間。実を野鳥が食べるのも共通している。

 

「キリ」と名のつく樹木は他にもあるけれど、調べてみたら、赤い実の房をつけるイイギリはヤナギ科、アオギリはアオイ科、紫の花が咲くキリ(桐)はキリ科と、それぞれ違うのでした。

 

 

メジロの巣、みーつけた。

 

 

こっちにも、みーつけた。

同じ木(黄葉するカエデ)の左にひとつ、右にもひとつ。どちらも今年の春から夏に作られたもの。葉がすっかり落ちたので下から見えるようになった。

メジロはけっこう気の強い鳥だから、この近距離で同時に巣作りはしないだろう。どちらかが巣立ったあと、別のペアが来てもう一方を作ったのかな。

 

鳥の巣コレクターも、これは採集できないと思う。なぜなら…

 

 

こ~んな高いところだからね!(笑)

 

 

 

夕焼け…のような朝焼け。雨になる前。

 

 

グ・モーニン。

日の出が遅いので、7時近くでもこれくらい。

 

 

窓から顔を出すと、お待ちかねのヤマガラが1羽、2羽と飛んできて、全部で6羽が枝に…。

 

 

あれ? 4羽しか写ってない。

 

 

 

ぬばたま。アヤメ科ヒオウギの実。

直径5ミリくらいの、つやつやと黒く光る玉だ。

Mのアトリエ前の混沌とした花壇で発見。ほんとはこの玉がもっとついていたはず。すっかり枯れるまで気がつかなくて残念。というより、あれ? この夏、ヒオウギの花、咲いてたっけ?

 

 

これは一昨年の8月に咲いた花。

 

 

花は一日でしぼみ、こんなふうにくるくるとねじれるのが特徴。

この年は実になったところを見られなかった。今年は逆に、花を見なかったのに実をみつけることができた。

 

 

「ぬばたまの」は「黒」「夜」「闇」にかかる枕詞。

長いあいだ枕詞としてしか知らなかったのが、ついに実物を目にすることができて、ちょっと感激だなあ。

しかし、こんなちっちゃな草の実が「黒」を代表するものとして選ばれるとは。

歌を詠む(=貴族階級の)人々のお庭には、この中国渡来の植物が好んで植えられ、つやのある漆黒の玉の美しさもよく知られていた…というのは、例によって根拠のない閑猫の想像です。

 

この「黒」は、単に黒という色素ではなく、もっと底知れぬ三次元(もしかしたら四次元?)の何モノかで、しかもそれが完全な形の「玉」に封じ込められているところが重要なのだ。(というのは「ぬばたま」の「ぬ」から、なんとなく妖怪「ぬえ」を連想してしまったせいかもしれない)

いにしえびとは、その闇の深さを畏れつつも魅了され、こっそり文箱にでもしまっておいたのではないだろうか。なんて、いかにも閑猫のやりそうなことですが。

ちなみに、ヒオウギ(檜扇)の名は、花でも実でもなく、扇のように重なった葉の形状から。

 

 

アジサイ(未来)のピンクがかった紅葉が美しい。

 

 

野良夏みかん。

もともと谷間の条件のよくないところに生えていて、鹿に樹皮をほとんど食われてしまったこともあったけれど、裏側にわさわさ茂っていたフジを切り払ってもらい、いくらか日あたりが改善されたのか、今年は実つきが良い。

 

 

30個以上あるかな。とても皮がかたくて酸っぱいけど。

(それに、よほどじょうずに採らないと、片っ端から川にころがり落ちてしまう)

 

 

こちらは野良ではないけど放置して伸びすぎのキンカン。これもぎっしり実がついて、重みで枝が垂れ下がっている。

柑橘類は、売店に出る地物の柚子でマーマレードを作りたいので、今シーズンはキンカンまでは手が回るかどうか。優先順位をつけるのが難しい。