猪の被害は年々ひどくなる一方だ。
このブログを始めてからもたびたび書いているけれど、
とにかくパワフルで、しつこくて、手におえない。
ちょっとした柵などは、その気になればこじ開けて入る。
50キロくらいの石なら、軽くころがしてしまう。
そして、掘る、掘る、掘る。
まるで夜行性の耕運機かパワーショベルだ。
二晩つづけて庭に侵入され、花壇は見る影もない。
芝生があれば、はがす。石垣があれば、崩す。
花の球根も単なる食材でしかないらしい。
畑のナスとピーマンは支柱ごと引き抜かれているし、
落花生は今年もまた駄目だ。
窓のそばへ行って耳を澄ますと、
「かさっ…」「ぱきっ…」とかすかな音が聞こえる。
猪の大きいのはヒトのおとなほどの体重があるのだが、
その気配は驚くほど静かで、よほど注意していないと気づかない。
野山を歩いてやかましいのは、ヒト、それに犬で、
多くの野生動物はとてもひっそり動くものだ。
それにしても、猪が深夜にやってのける工事の跡を見ると、
あれでどうして音がしないのか、いつも不思議でならない。
ころあいを見計らい、よぉぉし、と玄関に出る。
外灯をつけると同時に、ぱっとドアを大きく開け、
(万一のときにはすぐ閉められるよう、いちおう身構えながらね)
鉄製の外階段を、どん、と踏み鳴らしてやる。
ほんの数メートル先で「ごおっ」と重々しく吠える声がし、
それを合図に、どさばさと複数の足音が斜面に散っていく。
草木が茂っているので、懐中電灯はあまり役に立たない。
かろうじて、本隊とは別方向に逃げていく後ろ姿をとらえた。
おとなのあとから、ちっちゃいのが2頭。
ウリボウの縞模様がやっと消えたくらいの子どもだろうか。
一部分コンクリ舗装した道なので、
「とっとことっとこ」とまるで漫画のような足音がする。
ころがるように走って、あっというまに闇に消えた。
あ、こらこら…
と、見送りながら、笑ってしまう。
とって食ったりはしないよ。
あわてると、
ころぶよ。
…そして、ドアを閉めながら、これでは駄目だなと思う。
とって食うくらいの気迫でないと、
連中、またすぐ来るに決まっている。
聴いている音楽。
「鏡雨」…SIONの新着アルバム。
7曲目の「karan」が良いなあ。
このブログを始めてからもたびたび書いているけれど、
とにかくパワフルで、しつこくて、手におえない。
ちょっとした柵などは、その気になればこじ開けて入る。
50キロくらいの石なら、軽くころがしてしまう。
そして、掘る、掘る、掘る。
まるで夜行性の耕運機かパワーショベルだ。
二晩つづけて庭に侵入され、花壇は見る影もない。
芝生があれば、はがす。石垣があれば、崩す。
花の球根も単なる食材でしかないらしい。
畑のナスとピーマンは支柱ごと引き抜かれているし、
落花生は今年もまた駄目だ。
窓のそばへ行って耳を澄ますと、
「かさっ…」「ぱきっ…」とかすかな音が聞こえる。
猪の大きいのはヒトのおとなほどの体重があるのだが、
その気配は驚くほど静かで、よほど注意していないと気づかない。
野山を歩いてやかましいのは、ヒト、それに犬で、
多くの野生動物はとてもひっそり動くものだ。
それにしても、猪が深夜にやってのける工事の跡を見ると、
あれでどうして音がしないのか、いつも不思議でならない。
ころあいを見計らい、よぉぉし、と玄関に出る。
外灯をつけると同時に、ぱっとドアを大きく開け、
(万一のときにはすぐ閉められるよう、いちおう身構えながらね)
鉄製の外階段を、どん、と踏み鳴らしてやる。
ほんの数メートル先で「ごおっ」と重々しく吠える声がし、
それを合図に、どさばさと複数の足音が斜面に散っていく。
草木が茂っているので、懐中電灯はあまり役に立たない。
かろうじて、本隊とは別方向に逃げていく後ろ姿をとらえた。
おとなのあとから、ちっちゃいのが2頭。
ウリボウの縞模様がやっと消えたくらいの子どもだろうか。
一部分コンクリ舗装した道なので、
「とっとことっとこ」とまるで漫画のような足音がする。
ころがるように走って、あっというまに闇に消えた。
あ、こらこら…
と、見送りながら、笑ってしまう。
とって食ったりはしないよ。
あわてると、
ころぶよ。
…そして、ドアを閉めながら、これでは駄目だなと思う。
とって食うくらいの気迫でないと、
連中、またすぐ来るに決まっている。
聴いている音楽。
「鏡雨」…SIONの新着アルバム。
7曲目の「karan」が良いなあ。