一ヶ月遅れの投稿ッス...

鳥取砂丘にて


全都道府県を制覇するために、一回の旅行で複数の県を訪ねようというおっさんの魂胆。←セコ...



ということで今回は島根鳥取を抱き合わせてみた。鳥取は砂丘以外見どころがないというので...


朝イチで出雲大社にお参りしたあと、電車で鳥取まで移動するというプランなんだけど、ダイヤには相当気をつけないと一日の大半を移動に費やしてしまうハメになる。


いちばん効率の良い乗継でも2時間58分。それ以外だと4時間以上もかかってしまうのだ。←なのであまりオススメはしない


というワケで、出発まで少し時間があったので、出雲市駅から徒歩数分の『原寿園(はらことぶきえん)』という和カフェで出雲ぜんざいセットを戴くことにした。


よくありがちな、観光客目当ての即物的なヤツではなく、本格的なお抹茶&お餅は注文してから焼いてくれて、たまたま見つけたお店ではあったけれど、とっても得した気分。



さて、甘さ控えめで美味のぜんざいで小腹を満たし、山陰本線で鳥取に向けて出雲市を出発。


写真こそ撮らなかったけれど、制服姿が凛とした女性運転士さんが超絶カッコ良かったのと、懸命に走る2両編成とは対照的な大山(だいせん)のずっしりとした存在感がとっても印象的だった。


で、なんでわざわざ電車で移動かって?

地図を眺めていたら、米子の先から鳥取まで海沿いに線路が続いているではないか。
これは絶景に違いない!と思ってのこと。


実際には遠くにちょこっと海が顔を覗かせるくらいで、自分が思い描いていたような光景は見られなかった...

それでも淡い空と碧い海とのコントラストが「あ〜遠くへ来たなぁ」と非日常気分にしてくれる。それにしても、ここ太平洋?黒潮?って思うくらい海の碧が深い。


少しでも移動時間を有意義に過ごすべく、駅弁を頬張りながら車窓の風景を楽しむのもオツ。これは出雲招福ちらしという蟹メシ的なヤツでなかなか美味しい。



写真を撮ったりお弁当を食べたりしているうちに鳥取駅に到着。硬いシートに3時間座りっぱなしでさすがに腰が痛い。鳥取砂丘まではここから更にバスで20分くらい。


ぶっちゃけ砂丘はそんなに期待していなかったんだけど、いざ着いてみるとNASA提供の火星の画像みたいな光景が一面に広がっていて、一気にテンションが上がる。

想像していたより広〜い。前に何かで読んだけど、緑化が進んでいるのだとか?それで鳥取砂丘を守れみたいな活動もあるみたいだけど、木を植えろだの、緑化を防げだの、暑いの寒いのって、地球にしたらオマエら勝手だなぁって思うだろうね。


砂はやっぱり海岸なので砂漠よりも少し湿った感じ。人が蟻んこみたいに見えて別の惑星に降り立ったような気分。


太陽にほえろ!みたいな夕陽。

鳥取砂丘からの夕陽はもっと写真撮る人でいっぱいかと思ったらそうでもなかった。

口コミで不思議な食感だという砂たまごなるものを食べてみたが...
















ただの固茹でのたまご

おかげで口の水分ぜんぶ奪われたよ...





鳥取砂丘から空港までは直通バスが出ていて便利。砂丘に背広姿のリーマンが何人かいたけど、空港からのアクセスが良いので出張のついでにちょっと寄ってみよう的な人は少なくないのかもしれない。

またかに寿司?って思うかもしれないけど、空港でお腹がすいたので、どうせなら何か地元のモノをと思ってさ。とうふちくわはチーズみたいでビール飲みたくなるけど、おっさんは腹引っ込ませないといけないので梨ジュースに。鳥取といえば梨でしょ。



鳥取は砂丘だけでなく他にも見どころがあるのかもしれないけれど、個人的には島根と抱合せにして正解だったと思っている。

移動時間と費用がムダでは?という向きもあるけれど、じゃ鳥取単独で行くとしたら、それはそれで高くつくし。←鳥取路線って飛行機高いんだよね



そんなこんなで、全国制覇まであと12県。
来年はいくつ行けるだろうか。

それにしても、ぜーんぜんオリンピックって感じがしないのはおっさんだけだろうか。