今年度のイスク英語学院及び七田チャイルドアカデミーなんば教室のテーマのひとつに「食育」がある。
ここ2年くらいでやっと「食育」という言葉が世間一般に根付いてきたように思う。
しかし、まだまだ「安ければ構わない」という安直な考えが蔓延っている。
だから、農薬たっぷり、化学薬品どっぷりの食物を食べることでたくさんの毒を長期に渡って体に注ぎ込んできた結果、現在では想像を絶するくらいいろいろな奇病が蔓延している。
うちの奥様は食にはかなりうるさく、マクロビオティック中級講師の資格も取得している。
マクロビオティックは桜沢如一先生の教えを久司道夫先生が体系化された食についての真実である。
久司先生は和歌山県出身で現在アメリカ在住。アメリカの歴史博物館であるスミソニアン博物館に殿堂入りしているただ一人の日本人だ。
彼女はその久司先生認定のマクロビオティク講師なので、いろいろと食については詳しい。
しかし、その奥様も舌を巻いた人がいる。
それが、赤峰勝人さんという大分のお百姓さんだ。
自分で化学肥料も使わない無農薬野菜を長年かけて実現した人である。
この赤峰さんの講演を昨日川西まで聞きに行って来た。
以前に聞いた時にも感じたが、話のネタが非常に豊富ですべての話が実体験に基づいているので、思わず聞き入ってしまう。
誰かから聞いた話や、本で読んだ知識ではなく、すべてが体験談なので、赤峰さんのお話はまさに右脳トークそのものである。
赤峰さんのお話を乱暴に一言で要約するとこういうことである。
「身土不二」
身土不二とは住んでいる場所で穫れた作物を食することである。
日本人にとっては日本の四季折々に収穫された作物を頂くこと、もっと言えば大阪の人間は大阪で収穫された作物を口にすることだ。
もちろん、それには無農薬で化学肥料を用いていない作物という条件が付随するが・・・・
これらの作物を自分で育てて実践されている赤峰さんのもとにはアトピーを初めとしたいろんな人病気の人が訪れる。
赤峰さんがその人たちに自分の育てた無農薬作物を陰陽の法則にしたがって食べさせてあげると、誰もが驚く結果になる。
赤峰さんに言わせると当然の結果らしい。
そしてその当然の結果と言われる裏には理路整然とした理論が横たわっている。
本当に聞けば聞くほど、「スゴイ!」と唸るしかない内容である。
食に興味のある方は赤峰さんの代表的な著書を是非読んでみては如何だろうか?
イスク英語学院・七田チャイルドアカデミーなんば教室も今年は「食育セミナー」を開催していく予定である。
赤峰さんに刺激を受けながら、見逃しがちな「食の大切さ」を説いていこうと思う。
今日のひとこと英会話
☆ organic vegetable 有機栽培野菜
macrobiotics マクロビオティック(自然な食事法などを実践して最高の健康と長寿を獲得しようとする自然な生き方)