先日残念ながらある生徒さんがイスク英語学院を退学をされた。

しかし、実はある理由の為に、その生徒さんにはこちらから退学を勧めようとしていたところであった。

でもどうやって切り出せばいいものか、相手を傷つけずに納得してもらうにはどの方法が一番いいのか?を模索している最中だった。

するとなんというタイミングか、その人から退学を申し出て来られたので、驚いた。

 

実は以前にも同じようなケースがあった。

その時も周りの生徒さんからのみならず、講師からもクレームが出ていてこれ以上続けていただくことは難しいとの判断から退学勧告をすると決めたその日に、該当の生徒さん、自らの要望で退学となったことがあった。

両方ともに生徒さんを傷つけることなく問題を解決することがでたことが何よりも嬉しかった。

 

まわりで何か問題が起こったとき、自分達はついつい「この問題は難しいな」とか「解決するのは大変だ」というように考えてしまいがちではないだろうか?

しかし、実はその問題を複雑にそして難しくしているのは誰であろう、自分自身であるということに気づくことが大切だと思う。

問題らしきことが起こったとしても「カンタン、カンタン!」と自分自身で言いきってしまえば、実はその問題はカンタンなもので終わってしまう。

問題を難しくしているのもカンタンにしているのも、すべて自分である。

そのことに気が付けば自分の中から「問題」ということ自体が存在しなくなるのかもしれない。

自分自身まだまだその状態にはほど遠いことが、一番の「問題」だが・・・・・