今日は朝一で「幸せのちから」という映画をひとりで観た。
この映画を観たいと思った理由はいくつかある。
- 舞台が自分の第二の故郷とも言えるサンフランシスコである
- 年代が1981年で渡米した1985年とかなり近いので親近感がある
- 父と子の愛の絆も描いている
- アメリカンドリーム的な物語である
敢えて挙げてみると以上のようなものがある。
1つめと2つめに関しては自分のノスタルジックな感情を喚起するものである。
人、特に40~50歳代の男性にはこのノスタルジックな感情がよく効く。
大のおとなが小さな頃に集めたお菓子のおまけを、かなりのお金をかけて再コレクションしていることなど、その典型的な例だと思う。
3つめの父と子の絆は自分にとっては永遠の課題と言える。
3人の息子と1人の娘を持つ父親として、どのような心の絆を自分の子ども達と築いていけるのか?という命題は常に心のどこかに内在している。
そして4つめのアメリカンドリーム。つまり人生の成功物語。
もちろん自分も会社を経営している人間として、成功に興味がないわけはない。
成功の定義は人によって異なるものであると同時に財政的に裕福になることだけが成功ではないと思う。
しかし、「毎日眠る場所も確保できるかどうかわからない」というのは誰がどう考えてみても成功の範疇には入らないと思う。
実際にこの映画の主人公は彼の息子と一緒にそのような生活をして暮らしていた。
自分にとってはこれらの4つの要素すべてが心に響くものだったので、「必ず観に行くゾ!」という気になった。
アングルを変えてみると、これはビジネスに応用できる。
- ノスタルジック感を喚起するもの
- 自分に置き換えて考えることができるもの
- 擬似成功を体験できるもの
これらを自分のビジネスの要素に組み込むことができるならば、ビジネスにおいての成功の確立はかなり高くなると思う。
それにしても映画の場面場面で懐かしい風景を堪能し、父子の絆のひとつの形に感動し、何事にも全力投球する大事さを思い出させてくれた満足度の高い映画だった。
にも関わらず、すぐにビジネスに関連付けてしまう自分はある意味では Workaholic なのだろうか?
今日のひとこと英語
☆ based on a true story 実話に基づいて
The movie, The Pursuit of Happyness is based on a true story.