先日、無料婚活相談でこんな相談が寄せられました。
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婚活サイトで知り合った民間病院に勤める先生と会う事になりました。
その先生は中肉中背で外見はおかしい所は特にありませんでした。
お茶をしましたがこざっぱりした身なりで髪もきちんと整えられていて、見かけはごく普通の男性でした。
話を聞いてみたら国立大学医学部を出ていて37歳の外科医で医学博士で、大腸がん専門医の資格も持っているとの話でした。
落ち着いた理知的な話しぶりで真面目な先生という印象を受けたのですが。
挨拶をした時から気になったのがタバコの匂いです。
周囲の人から漂ってくるのかと思いましたが、間違いなくその先生からのものです。
まさかタバコを吸う先生がいるとは思わず気付かないふりをして過ごしました。
目の前でタバコを吸っていたわけではないのですが、ちょっとショックでした。
今の時代に医師がタバコを吸うなんて信じられません。
こうしたタバコを吸う先生はいるんでしょうか？
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タバコはがんや高血圧や呼吸器障害の原因になると医学的に証明されています。
常識的に考えて医師であれば喫煙のリスクは判りすぎるぐらい判っているはず。
おおよそ公共の場でもほぼ禁煙がいきわたっており、指定された場所での喫煙は取り締まりの対象にさえなります。
最近はなかなかタバコをやめられない人のために喫煙外来まで設ける病院も少なくありません。
そんなご時世なのにです。
喫煙する医師は、残念ながら厳然と存在しているのが現実なんですね。
1979年に作られた医療ドラマの名作「白い巨塔」では登場する医師は大半が喫煙者。
教授会や医局のテーブルどころか診察デスクの上にも灰皿が置いてありました。
また病院の待合室や裁判所のロビーにも灰皿が設置してあって男性がスパスパ。
そんな時代であれば医師が喫煙していても何の不思議はないでしょう。
ところがそれから40年以上が経過し、上記のごとくタバコは人体にとって百害あって一益無しと認識されています。
そんな時代なのに、率先して禁煙・嫌煙しなければならない立場の先生からタバコの匂いがする？
にわかには信じられないは無いですが、しかしこれは動かしようのない現実です。
勿論公衆の面前で堂々と喫煙する医師はいません。
が、隠れてスパスパやる先生は確実に存在しています。
私も母が入院した病院の裏手にある駐車場の隅で昼休みに、複数の医療従事者が喫煙している光景に出くわしたことがあります。
中にはIDカードの色から、明らかに医師とみられる人も混じっていました。
それどころか病院に勤める看護師のお客さんからこんな話まで聞きました。
その病院は先進的に禁煙外来を設置しているそうですが、その病院の他の診療科の先生が堂々と喫煙しているとの事。
病院の存在意義に関わるような振る舞いですが、そのドクターは禁煙する意思は無さげだそう。
医師の喫煙の問題は根深く、一朝一夕には解決できないでしょう。
しかし喫煙の問題を見ても、医師としての資質・素養と人格・人格・見識・知性・教養等内面性がマッチしないケースがある。
本音と建前がある、あるいは言っている事とやっている事が違う医師がいる証になると考えられるんじゃないでしょうか。
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