医師の先生は離婚率が高いと言われます。
実際、総務省の統計でも医師を含む専門職の離婚率は一般の職業と比較して2倍以上。
これから医師と結婚したいと考える皆さんには、ちょっと不気味な話ですよね。
昨日、この問題に関する問い合わせがありました。
「集中講座」受講生でナースさんのすばるさんからです。
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私が勤める病院で先日、医局長の先生が離婚したと聞きました。
その先生は40代でルックスや性格・振る舞いにも特に問題は感じません。
離婚の原因は詳しく判らないのですが、プライベートな問題のようです。
よく医師の離婚率は一般の2倍以上高いと耳にします。実際、私の知っている先生でも離婚された方がちらほらいます。
どうして先生達は通常の2倍と、離婚率が高いのでしょうか？
良かったら教えてください。
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以下が私の返事です。
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医師の離婚率の高さは複数の要因が複雑に絡まったものです。
離婚の原因が単一と言うケースは多くありません。
要因として挙げられるのは
□自分と同じ多忙な職業である女医さんと結婚し、多忙激務のため家庭生活が維持できず、すれ違いの生活が続き破局。
□同じくナースなど医療従事者と結婚し、同様の事情で破局。
□医師の経済的裕福さを目的に結婚した、相手女性が浪費癖があり破局。
□多忙の医師であるため妻が放置され経済的余裕もあるため、不倫やホストにハマり破局。
□医師はモテるため、既婚者にも拘らず言い寄られ不倫し破局。
□医師のプライドが高く、妻を軽んじ場合によってはDVまがいの言動にまでなり破局。
□医師が多忙で家庭を顧みず、妻が家事や子育ての相談をしても取り合わず破局。
□妻実家の資産目当てで結婚したものの、思い通りならず破局。
□医師実家の舅姑のプライドが高く妻が阻害・孤立しても、医師がかばわなかったため破局。
□結婚してみたら医師が強度のマザコンだったため破局。
□結婚してみたら医師が礼儀作法やマナー知らず（食事の行儀が悪い・言葉遣いが汚い等）で破局。
□相手医師の性的嗜好が異常で破局。
□相手医師が奨学金やギャンブル等で借金がある事が結婚後に判明し破局。
こんな感じです。
上記の要因は、私が相談を受けたケースやネット情報で知った全て現実の離婚要因です。
そしてこれらは医師独特の事情であり、一般の職業に就いている人であれば発生しにくい要因と考えられます。
前述のようにそれぞれが単一の要因だった場合より、複数の要因が複合的に絡むケースの方が多いように思います。
加えて言えば上記の要因は、女性が医師との結婚のみを目的とした場合、起きやすいようです。
特に女性が相手の先生を追いかけていると、これらの要因が顔を出しやすい環境になるでしょう。
また上記の事情は、多忙激務で社会的ステータスがあり経済的にゆとりがある専門職等にも当てはまるものが少なくありません。
従って専門職や政治家・会社経営者の離婚率も一般に比べて高くなる傾向があると考えられます。
だからこそ結婚してからの円満な夫婦関係が築ける相手かどうか、相手をしっかり見極める必要があるんじゃないでしょうか。
医師であっても生身の人間ですから、100％パーフェクトと言うわけにはいきませんからね。
さらに相手の先生を追いかける事も、上記の要因を引き出す可能性が高まる事に繋がりかねません。
大事なのは、医師と結婚した後に続く数十年を仲睦まじく幸福に暮らし、最高に充実した人生を送る事のはず。
結婚をスタートラインと考え、数十年先を見越した二人の価値観や感性の共有が重要です。
ぜひ幸福な結婚生活にするためにも、上記の要因を参考いただければと思います。
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上記にも書いていますが、医師と言えど生身の人間で完ぺきではありません。
そして医師ならではの特殊な事情も多くありますから、妻も夫に対する深い理解が求められます。
私が知る限り、「集中講座」受講生OGのドクター夫人で離婚したという話は聞きません。
これにも複数の要因が考えられます。
知合った際にお互いの外見や年齢・収入などではなく、人格・見識・知性と言った内面性を共有している。
女性が医師を追いかけず、医師が女性を追いかけるような展開で結婚する。
そのためにどちらかと言うと女性がイニシアティブを握れている。
こうした要因が複合的に作用して、夫婦の関係を良好なものにしていると考えられます。
いずれにしても医師の離婚率が高いのは事実。
この現実をしっかり見据えて婚活に取り組んでくださいね！
