私立大学医学部・医大への進学は言うまでもなく全大学で最も難易度が高いのはご存じでしょう。

 

国公立大学の偏差値は78~67。

 

私立大学の偏差値は76~57。

 

進学高校の学年トップクラスでないと安泰とは言えません。

 

医学部・医大進学は医師になるためには絶対であり、安全に医学部・医大に入学するためには全てをつぎ込む!

 

そのためには通常の学校の授業だけでは追いつきません。

 

そこで医学部・医大に進学する学生の大半が予備校に通う事になるのです。

 

 

 

が、医学部・医大進学のための予備校となるとこれまた授業料が安くないのが現実です。

 

まず医学部・医大だけでなく他の学部も合わせてサポートする総合予備校で、医学部・医大進学コースの授業料を調べてみました。

 

こちらです。

 

 

 

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【総合予備校】

大学へ入学するため全ての学部に対応する予備校。

 

□駿台予備校:860,000円~1,040,000円

 

□四谷学院:841,800円

 

□代々木ゼミナール:667,700円

 

□河合塾:561,000円

 

 

 

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ちなみに上記の授業料は一般的な授業だけ。

 

夏期講習・冬期講習等の特別授業は含んでいません。

 

さらに上記予備校は集団授業が基本で個人指導を行う場合はまた別料金が発生します。

 

それではかゆいところに手が届かない、と考える場合は医学部・医大進学専門の予備校もあります。

 

医学部・医大進学専門の予備校の授業料も調べました。

 

 

 

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【医学部専門予備校】

医学部・医大のみに対応する予備校

 

ビッグバン:7,600,000円

 

京都医塾:6,761,650円

 

池袋理数セミナー:5,700,000円

 

メディカルラボ(河合塾):4,422,000円

 

富士学院:3,600,000円

 

メディックTOMAS:3,405,600円

 

代々木メディカル進学舎:3,289,000円

 

 

 

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予備校に行くだけで最低で300万円以上が必要!

 

医学部・医大進学専門予備校は基本的に個人指導ですが、こちらも夏期講習等特別講習は別途料金です。

 

そしてですね。

 

国公立医学部・医大と私大医学部・医大の偏差値の差は、同様に予備校の選択にも差にも繋がります。

 

進学高校に通って国公立大医学部・医大の合格ラインに達している学生は、総合予備校でも十分というケースが多く見られます。

 

加えて言えばですね。

 

国公立大学医学部・医大に余裕で入れる人達は、私立で偏差値の高い医学部・医大にも入れます。

 

そしてそうした偏差値の高い私立は授業料が安いか免除される傾向があるんです。

 

つまり頭がいいとコストパフォーマンスも良いと。

 

 

 

問題は国公立大医学部・医大の合格ラインが難しく、私大一本でチャレンジする場合です。

 

絶対確実に私立大学医学部・医大に合格するためには、可能な限り学力を上げるしかありません。

 

当然、個人指導を行う医学部・医大専門の予備校を選ぶことになり、必然的に授業料も高額になると。

 

そして私立大学医学部・医大に進学するわけなので、進学以降に2000~4000万円程度の授業料が発生します。

 

こうやって考えると私立大学医学部・医大を出た先生は、大学卒業までに数千万円の学費をかけた人たちと言えるでしょう。

 

しかしそこまでしてでも医師になりたい!と考えているのが彼らなんです。

 

医師になるために数千万円の投資は全く惜しくない。これが本音のはず。

 

医師になり開業すれば年収3000万円以上確実にいきますから、それも当然かもしれません。

 

というわけで私立大学医学部・医大出の先生と知り合った場合、相当な投資を経て今がある人たちなんだという認識で対応してくださいね。