*Message From The Black Presidesnt* | Jungle Swing

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本日取り上げるのは、1968年に自身をナイジェリアのブラック・プレジデントと宣言、アフリカ音楽にジャズ、ソウル、レゲエを取り入れ、それを「アフロビート」と名づけたジャンルを確立、その後の音楽シーンに大きな影響を与えてきたワールド・ミュージックの偉人、Fela Kuti (フェラ・クティ) が1975年に遺した金字塔作品『Expensive Shit』から「Water No Get Enemy」です。

 

 

 

 

 

彼はプロデューサー、マルチ・プレイヤー、アレンジャーでありながら、その歌詞には非民主的で腐敗が過ぎる政府へのアウトローなメッセージを向けたものが多く、音楽を通じて一人、立ち向かったという素敵なエピソードが残っています。

 

弾圧にも屈せずブレない強い信念は、海を越え国境を越えて世界中に拡散、ゆえに市民や国民たちから愛され、自らも国民を愛した、まさに「ブラック・プレジデント」に値する思想家でもあり、人格者でもあったわけですね。

 

「Water No Get Enemy」は、数多あるディスコグラフィの中でもNo.1 フェイヴァリット。

 

彼の涼しげなピアノと盟友Tony Alenの生み出すビート、そしてサックスの音色も印象的な、アフロ・ファンクというよりはジャズ・アプローチを感じる洗練された楽曲。

 

崇拝するアーティストも数多く、Pete Rockが手がけたI.N.I.の「Grown Man Sport」、RHYMESTER「リスペクト」などでサンプリングされています。

 

聴いてもらうとわかると思いますが、どちらも7分過ぎからのピアノ・パートを抜いていますね。まさにFela Kutiへの「リスペクト」の表れだと存じます。

 

その他にもSade、Common、D'Angelo、Macy Gray、Meshell Ndegeocello、Manu Dibango、Nile Rogers、Archie Shepp、Roy Ayersなども、彼から受けた影響を認め、リスペクトの意を評しており、これは2002年にリリースされたトリビュート企画『Red Hot +Riot』へと繋がっていきます。

 

こういったカリスマ性は、Bob Marlyに通ずるところがありますよね。

 

その辺も踏まえて、是非一度聴いてみてください。

 

 

以上です、読んでいただきありがとうございましたウインク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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