マイルス・グループ出身のウェイン・ショーター&ジョー・ザヴィヌル率いる、名実共にKING OF FUSIONと評されるウェザーリポートに、ジャコ・パストリアスがベースに加入。
そんな70年代の黄金期を経て、83年にリリースされた通算13枚目の『Procession』ですが、本作はジャコ・パスからヴィクター・ベイリー、ピーター・アースキンがオマー・ハキムへとリズム・セクションが代わり、新たにホセ・ロッシー (per) も加わった、新生ウェザー・リポートによる今なお愛される名盤として、ミュージック・ラヴァーは必須の一枚です。
おそらくザヴィヌルの民族音楽指向の現れだと思いますが、行進や行列という意味を持つProcession。アルバム・アートからしてコンセプトを容易にイメージすること、膨らますことができますね。
結論から言うと、エキゾチックでミステリアスな作風が魅力のショーターとトライバルなザヴィヌル。
アルバムを通して二人の才能が見事にFUSIONした、グループ最高傑作の誉れ高い名盤だと思います。
全曲が素晴らしい演奏なんですが、なかでもミステリアスな魅力に惹き込まれるショーター作の「Plaza Real」、鬼グルーヴィーなヴィクター・ベイリーのベースに歌っているかのようなザヴィヌルのシンセ、そしてショーターのサックスが素晴らし過ぎる、本作のハイライトとも言えるザヴィヌル作「Two Lines」、そして個人的に大好きな「Where The Moon Goes」は、カリビアン・ベースながらオリエンタルな展開もみせる多国籍なエレクトリック・フュージョン。Manhattan Transferをヴォーカルでフィーチャーしています。
取り上げた3曲のリンクをつけておきますので、ワールドワイドなミュージック・ジャーニーをお楽しみくださいませ。
ではまたでありますー
Credit;
Bass – Victor Bailey
Co-producer – Wayne Shorter
Drums, Guitar, Vocals – Omar Hakim
Engineer – Neil Dorfsman
Engineer [Assistant] – Mitch Gibson, Tom Fouce, Tom Miller
Illustration – John Lykes
Keyboards, Synthesizer – Zawinul
Management [Exclusive Representation] – Brian Condliffe, Maria C. Corvalan
Mastered By – Bernie Grundman
Percussion, Concertina – Jose Rossy
Photography By – Bruce W. Talamon
Producer – Zawinul
Producer [Assistant] – Brian Risner
Recorded By – Brian Risner
Tenor Saxophone, Soprano Saxophone – Wayne Shorter
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BAR SOUND!
Sound Selector : Ran Kaneko & Q
★2024/2/28(Wed)
20:00〜
@SHIVA,Nagoya (新栄TV局 CBCから徒歩1分)
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