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緩和ケアの現状①
・日本は現在、世界的にも例がない超高齢社会
を迎えようとしています。
・1950(昭和25)年には、4.9%だった65歳
以上の高齢者人口の割合は、2022(令和4)
年には29.0%に増加し、2025年には
29.6%、2050年には37.1%になると推計
されています。
・2020年現在、がん(悪性新生物)は死因の
第一位であり、死亡数は年々増加してきま
した。
・検診による早期発見やがん治療の進歩などの
がん対策の推進によって、がんの年齢調整
死亡率は(2019年)若干低下傾向にあり、
死亡数は減少に転じる可能性があるものの
2位の心疾患との差は大きいです。
療養および死亡の場所と
看取りの体制
・がん患者さんが増加すると問題になるのは
その療養場所と死亡場所です。
・日本では従来、がん患者さんの死亡場所は
全死亡と比較して病院が多い傾向にあり
ます。
・がん患者さんの自宅死亡率は、1960年には
64%でしたが、急速に減少し、2005年には
5.7%になりました。
・その後、緩やかに上昇してきましたが、
新型コロナウィルスの影響により急上昇し、
2022年は22.1%となりました。
・また、2022年の自宅以外の死亡場所の
内訳は病院(緩和ケア病棟以外)が52.8%、
緩和ケア病棟16.5%、介護老人保健施設・
老人ホーム6.5%、診療所1.2%です。
・近年、自宅死亡が減少したこと、核家族化
が進み、高齢者と同居する家族減少したこと
などを受け、死は日本人において、非日常的
なものとなりつつあります。
・また、高齢者人口の増加により独居高齢者も
増加すると考えられ、独居高齢者の療養を
支えるシステムの構築が不可欠となります。
参考資料
緩和ケア
メディカ出版
次回
"緩和ケア
日本における緩和ケアの現状②
日本における
がん対策と緩和ケア"
※ ご感想、ご意見、ご質問、
ご遠慮なくいただけたらと思います。
手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
私も勉強になりありがたいです。



