終末期ケア(2280)ー2 "緩和ケア 生命を脅かす疾患を抱える患者の苦痛とQOL④" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


星緩和ケア

スター生命を脅かす疾患を抱える
 患者の苦痛とQOL④

ふんわり風船星望ましい死とは何か

・2000年ごろから、緩和ケアの目標を再度
 見直し、望ましい死、質の高い死への過程
 とは何かを明確にする試みが、世界的に
 なされるようになりました。

・日本人における望ましい死は、苦痛の緩和や
 望ましい療養場所、ご家族と医療者との
 関係性、人としての尊厳の維持などの多くの
 人が共有して大切にしていることと、できる
 限りの治療を受けることや死への準備をする
 こと、宗教に関することなど、人によって
 重要さは異なるが大切にしていることの
 二つの側面に分けられました。

・これは全人的苦痛(トータルペイン)の解決を
 患者さんの希望という側面から表現したもの
 と考えられます。

・その人らしく最期まで生きるためには、
 身体症状や精神症状の緩和だけでなく、
 他者との関係性などを含め、患者さんを
 多面的にとらえる必要のあることがわかり
 ます。

・どうすれば目の前の患者さんが望ましい死を
 迎えられるように援助できるかは、非常に
 個別性が高い事柄であり、患者さんの希望に
 沿って支援を考える必要があります。



・二つの側面のうち前者は共通性が高く、
 ほぼすべての患者さんに提供されるように
 準備しておく事柄であり、後者は個々の
 患者さんの希望に応じて対応することが
 望まれます。

・この「望ましい死」の達成は、緩和ケアの
 究極的な目標の一つと考えられます。








参考資料

 緩和ケア
      メディカ出版

 
 

    次回

    "緩和ケア

      緩和ケアとは何か①

                       緩和ケアの定義"

       

        

                          



                     

 ご感想、ご意見、ご質問、
 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
 私も勉強になりありがたいです。