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・代表的な治療法は3つです。
・❶手術療法は、がんが発生した部位をすべて
切除ができれば完治を望めますが、手術に
よる合併症のリスクや体力の回復に時間が
かかり、切除した部位によっては身体の機能
を一部失うこともあります。
・例えば胃がんでは、胃切除後、食べ物が
胃から小腸に急速に流れ込むためダンピング
症候群(腹痛や低血糖など)を起こしやすく、
大腸がんでは、人工肛門の造設を行うと
排泄の経路が変わります。
・手術後の生活がどのように変わるのか、
誰がどのように支えるのかを検討することも
必要です。
・血液のがんや、がんの進行状況(ステージや
転移)により手術の効果が期待できない場合
は、薬物療法や放射線療法を考えます。
・❷薬物療法には、がん細胞を死滅させたり
増殖を抑えたりする抗がん剤を用いた化学
療法、癌の発生や増殖に関与した特定分子
を標的にした分子標的療法、ホルモンの分泌
や作用を抑えてがんを小さくする内分泌療法
(ホルモン薬)、免疫の力を利用してがんを
抑える免疫療法(免疫チェックポイント阻害
薬)などがあります。
・副作用は個人差があり症状もさまざまですが
特に白血球(好中球)が減少した場合は感染症
のリスクが高まります。
・がんの種類により、内服薬や点滴など外来
通院での治療も増えています。
・❸放射線療法は、根治を目指す治療と痛み
などの症状緩和を目指す治療があります。
・副作用は照射する部位や範囲、回数によって
異なり、治療中に起こる全身的なもの(倦怠感
や食欲不振など)、局所的なもの(照射部位の
皮膚炎など)、治療後(半年から数年後) に
現れるものがあります。
・高齢者のがん治療は、がんの病状だけでなく
心身の状態や生活状況、価値観が治療の選択
に影響します。
・治療の目的や治療のメリットとデメリットを
十分に話し合い、本人にとって最善の医療の
選択を支えることが重要です。
参考資料
高齢者の病気と症状
清水奈穂美著 中央法規
次回
"症状に応じた高齢者への支援
地域・在宅と入退院支援"
※ ご感想、ご意見、ご質問、
ご遠慮なくいただけたらと思います。
手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
私も勉強になりありがたいです。


