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・高齢者の手術のリスクを高めるのは、
加齢にともなう予備力の低下だけでなく、
慢性疾患などの病気の存在です。
・これまで、病気を何一つせずに初めて手術を
受ける高齢者の場合と、糖尿病や心不全や
慢性閉塞性肺疾患などをもつ高齢者が受ける
手術では、そのリスクは異なります。
・例えば、糖尿病のコントロールが十分でない
と感染しやすく、肺炎や尿路感染症などの
合併症を起こしやすくなります。
・術後に合併症を併発すると回復に時間が
かかり、ADL(日常生活動作)が低下し、
元の生活にもどることが難しくなります。
・さらに、手術前に検査や準備をしっかり
できる予定手術ではなく緊急手術となると、
よりリスクが高まります。
・そのため、術前・術後の十分な説明と不安を
取り除く支援が必要です。
サルコペニアに要注意
・手術後のせん妄は、急に錯乱したり、
幻覚が見えたり、妄想を起こします。
・そのため、生命維持に必要な管(チューブ)
を抜いてしまったり、夜間に大声をあげて
暴れたり、ベッドからの転落や転倒の危険
も増やしてしまいます。
・手術にともなう痛みやストレス、合併症
などが少なくすむことがせん妄の予防に
なります。
・フレイルやサルコペニアも要注意です。
・胃や腸など消化器系の手術は、食事に影響
します。
・食欲不振や体重減少など、痩せが進んで
低栄養になることもあるため、退院後の
食生活を支えることが必要です。
・体重の変化をみながら症状に合わせた食事を
整え、これまでの暮らしに近づけるように
生活リハビリテーションを行うこと、体力の
回復には時間がかかることを念頭に、食べる
意欲や生活の楽しみを支えます。
生活リハビリテーション







