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気づくために
ことに気づく
・意識障害は、呼びかけても返事がなかったり
ずっと寝ていて起きてこなかったり、普段と
比べて意識や反応がとぼしい状態です。
・高齢者では、脳出血や脳梗塞などによる
意識障害が多くみられます。
・手足のけいれんとともに意識が消失して
意識障害が進行すると、呼吸ができなくなる
ため、発見したときには緊急対応が必要
です。
・そのほかにも、感染症や心筋梗塞による
血圧低下、脱水による低ナトリウム血症、
糖尿病の内服薬やインスリン管理にともなう
低血糖などで意識障害を起こします。
・肝硬変やアルコール性肝障害でも、肝機能が
低下し、体内でつくり出された毒素を解毒
できずに血中アンモニア濃度が上昇し、
意識障害が起こります。
・頭をぶつけて硬膜下血腫を起こし、意識障害
をきたすこともあります。
・意識障害は、生命にかかわるため早期の対応
が必要です。
・呼びかけても意識や反応がとぼしいときには
まず意識レベルを評価します。
・その方法は、JCS(ジャパンコーマスケール)
がよく知られています。
・JCSは、意識レベルを大きく分けて、
Ⅰ、刺激しないでも覚醒している
Ⅱ、刺激すると覚醒する(刺激をやめると
眠り込む)
Ⅲ、刺激しても覚醒しない
の3つの段階でみます。
・さらに、9段階に分けてレベルの数値が
大きくなるほど、意識障害が重症であること
を示します。
・意識障害が「Ⅲ」の場合は、「意識レベル
3桁です」と伝えると緊急性と重症度が
よくわかります。
・意識障害のレベルを知っておくと、
緊急時に救急隊や医療職に伝えるときに
役に立つでしょう。





