終末期ケア(2204)ー2 "高齢者の気になる症状 誤嚥" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


星高齢者の病気と症状

スター高齢者の「いつもと違う」に
 気づくために

花誤嚥

チューリップ「むせる」誤嚥と
 「むせない」誤嚥

誤嚥には、むせや咳を伴う顕性誤嚥と、
 それらを伴わない不顕性誤嚥があります。

・そもそも誤嚥は、唾液や水分、食べ物が
 食道に入るところ、誤って空気の通り道の
 気管に入ってしまうことです。

・皆さんも、慌てて食事をしたときに
 むせ込んで苦しい思いをした経験はない
 でしょうか。

・そのとき、むせること(咳反射)によって
 気管に入ってしまった食べ物などを、
 外へ出すことをしています。

・これを「顕性誤嚥」といいます。

・一方で、誤嚥してもむせない「不顕性誤嚥」
 は、脳梗塞やパーキンソン病などにより
 嚥下反射や嚥下機能が低下していると起こり
 やすくなります。




・痰が多い、食後しばらくして咳が出る、
 食後に声がガラガラしている、原因の
 わからない発熱があるなどの場合には、
 不顕性誤嚥かもしれません。

・口腔ケアを行い、寝るときの姿勢を横向きに
 するなどの工夫でできるかぎり誤嚥を予防
 します。






チューリップ誤嚥=誤嚥性肺炎とは
 限らない

・誤嚥リスクがあると誤嚥性肺炎を起こすと
 考えがちですが、必ずしも肺炎の発症する
 わけではありません。




・口腔内を清潔に保つことで、唾液を誤嚥
 しても肺炎の起炎菌が気道に入らずにすむ
 こともあります。

・身体の予備力があり、咳とともに異物を
 吐き出す(喀出力)防御反応が機能していれば
 水分や食べ物が少し気道に入ったとしても
 排出することができます。

・誤嚥のリスクがあるからと食べることを
 やめることは、食べる楽しみを失うこと
 にもつながります。

・医療職と介護職のチームで食べることに
 対するリスクの程度を見極めて、防御反応を
 高めリスクをコントロールする方策を考える
 ことが大切です。











参考資料

 高齢者の病気と症状
      清水奈穂美著 中央法規

 
 

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      "高齢者の気になる症状

          咳嗽・喀痰"

       

        

                          



                     

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 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
 私も勉強になりありがたいです。