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気づくために
・日本の感染症法では、「37.5°C以上を発熱
高熱は38°C以上」と定義されていますが
大切なのは普段の体温と比べて高いか、
「元気がない」「食欲がない」「水分を
飲まない」といったいつもと違う状態に
あるかをみることです。
・いつもと違う状態にあるときは、バイタル
サインを確認し、いつから熱が出ている
のか、脈拍が増えて、呼吸が速くなって
いないかなど変化をみることが大切です。
・また、身体をさわり、熱がこもっていないか
を確認します。
・服の着すぎ、布団のかけすぎ、エアコンの
使用、部屋の温度など環境を確認します。
・適切な環境を整えても発熱が続く場合や、
急な発熱とバイタルサインの変化があるとき
には、感染症を念頭に原因を考えます。
・高齢者の発熱の多くは、細菌やウイルス
などの感染症によるものです。
・細菌による感染症は、肺炎や誤嚥性肺炎、
尿路感染症、胆のう炎、褥瘡などがあり
ます。
・感染症を引き起こすウイルスは、
インフルエンザや新型コロナウイルスなどが
あげられます。
・そのほか、がんによる腫瘍熱や関節リウマチ
などの自己免疫疾患による発熱があります。
・加齢により体温の調整機能が低下し、
熱をうまく発散できず体内に熱がこもり
やすく(うつ熱)、熱中症や脱水ともない
発熱することがあります。
・原因がはっきりしないときには薬剤性の
可能性を考えることも必要です。
・尿管カテーテルや中心静脈栄養法などを
行っている場合は、適切なケアがされて
いないと感染を引き起こし、発熱すること
があります。
・発熱が続き、細菌やウイルスが全身に
まわって臓器に影響を及ぼすと、敗血症を
引き起こし、命にかかわることもあります。






