終末期ケア(2184)ー2 "老年看護 高齢者に多い疾患 白内障/緑内障" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



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星老年看護

スター高齢者に多い"疾患"

花白内障/緑内障

チューリップ 白内障とは

・白内障とは、目の中でカメラのレンズの役割
 をしている水晶体という部位が濁ってしまう
 状態のことです。




・水晶体が濁ってしまうと、視界がぼやける、
 かすむ、二重に見える、まぶしさを感じると
 いった症状が起こり、徐々に視力低下が
 進行していきます。


健康な目


白内障の目



・加齢に伴い白内障の罹患率は増加し、
 70歳代では80%以上、80歳代はほぼ全ての
 人が罹患していると考えられ、誰もが発症
 する可能性のある目の老化現象と捉える
 こともできます。  

・加齢による白内障の場合、数年単位で徐々に
 視力の低下やものの見え方の変化が起こる
 ため症状に気付かず、ある程度進行して
 しまってから発見されることも少なく
 ありません。

・視力低下を引き起こす白内障ですが、
 近視や遠視、乱視などとは異なり、眼鏡や
 コンタクトレンズでは矯正できないことが
 特徴として挙げられます。

・しかし、現在ではその治療法が確立され、
 必要とされる場合には手術により視力は
 回復します。




チューリップ原因

・白内障の原因でもっとも多いのは加齢です。

・白内障の初期変化として、加齢により
 水晶体の弾力性がなくなってピントの調整が
 難しくなり、徐々に近くのものが見えにくく
 なる老視(老眼)を生じます。

・さらに加齢が進むと、レンズ自体がひずみを
 生じてしまい、乱視、遠視といった屈折の
 異常が認められることもあります。

・ここからさらに水晶体が硬くなり白濁し、
 白内障と診断されます。

・さらに進行すると水晶体は黄色、褐色になり
 放置した場合は失明に至ります。

・加齢以外にも、リウマチ、喘息、膠原病
 などによって長期にわたり副腎皮質ホルモン
 (ステロイド)を服用している場合は、
 白内障発症のリスクとなります。

・また、糖尿病の人や多量の放射線を受けた
 人も白内障発症のリスクが高いといわれて
 います。

・20歳代、30歳代ではアトピー性皮膚炎が
 白内障のリスクになります。



チューリップ症状

・白内障発症時の目の見え方は、
 患者さんの水晶体の濁り方によって異なり
 ます。

・水晶体全体に混濁がある場合には、
 視界全体がぼやける、かすむといった症状が
 認められます。

・水晶体の中心のみに混濁が認められる場合は
 水晶体の屈折力が強くなるため、近くが
 見やすくなります。

・一時的に老眼が治ったように感じるのが
 特徴ですが、進行すると近くも遠くも見え
 にくくなります。

・水晶体の一番奥の中心が濁るタイプは
 ステロイド内服で生じやすく、比較的短期間
 に視力低下が進行します。

・いずれのタイプも混濁により眼球内で光が
 散乱してしまうため、明るい場所にいる場合
 や逆光になった場合にまぶしさを感じて
 対象物が見えにくくなります。

・また、対象物が二重に見えてしまうことも
 あります。

・夜間の運転など暗いところでものが
 見えにくいのも白内障でよくある症状です。



チューリップ治療

・白内障の治療には薬物療法と手術があります
 が、点眼薬や内服治療では濁った水晶体を
 透明に戻すことはできません。

・白内障の進行を予防し、経過を観察するに
 とどまります。

・一般的には、進行した白内障には手術が
 行われます。

・白内障の手術は、方法、所要時間、患者さん
 の負担など、さまざまな点において飛躍的な
 進歩を遂げ、現在では短時間の手術で
 その日のうちに帰宅できるほどになって
 います。

・手術では、水晶体内部の濁りを取り除き、
 その代わりにアクリル製の眼内レンズと
 いう人工物を挿入します。

・眼内レンズは半永久的に使用できるため、
 原則的には1回の手術で済みます。

・また、眼内レンズは大きく分けて1か所のみ
 にピントが合う保険適用の単焦点眼内レンズ
 と、2か所以上にピントが合う多焦点眼内
 レンズ(選定療養:レンズ費用は自費)が
 あります。

・手術により近視、遠視、乱視も同時に治り、
 多焦点眼内レンズを使用すれば老眼も治り
 ます。

・最近は保険適用の多焦点眼内レンズも登場
 しました。

・白内障手術により患者さんの生活の質は
 飛躍的に向上するので、少しでも症状が
 あれば眼科を受診し手術について相談する
 とよいでしょう。








チューリップ予防

・白内障の主な原因は加齢ですが、
 発症と進行には紫外線、喫煙、糖尿病などの
 要因も関与していることが分かっています。

・紫外線から目を守るには、長いつばのついた
 帽子や紫外線を防ぐ効果のあるサングラスを
 使用するなどの対策をするとよいでしょう。

・喫煙、暴飲暴食、過度な飲酒などの不摂生な
 生活は、続けていると目の病気以外にも
 さまざまな病気を引き起こす原因となり
 ます。

・気付かない間に病気になっていることも
 少なくありません。

・病気にならないためにも、禁煙や適度な
 飲酒を心がけ、日頃の食生活を見直すよう
 にしましょう。












参考資料

 老年看護ぜんぶガイド
      照林社

 
 
 
     

    次回は

     "老年看護

       高齢者に多い疾患

        白内障/緑内障

         緑内障とは"

       

        

                          



                     

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