


治療
❶骨接合術
・ピン固定術:ハンソンピンやスクリューなど
を使用
転位のない、安定した大腿骨頸部骨折に適応
・コンプレッションヒップスクリュー固定術:
大腿骨転子部骨折や転子下骨折に適応
大腿骨骨頭にスクリューを挿入し、大腿骨
骨幹部にプレートを当てて固定する
・ガンマネイル固定術:大腿骨転子部骨折や
転子下骨折に適応
大体骨骨幹部の髄内にロッドを挿入し、
腹スクリューで固定する
❷人工股関節置換術
・人工骨頭置換術:大腿骨骨頭を人工のものに
置き換える術式
大腿骨頸部骨折のうち完全な骨折や転位の
ある骨折では、骨癒合が期待できないため、
人工骨頭置換術が適応となる
・人工股関節全置換術:変形性股関節症などで
寛骨臼が障害されている場合、寛骨臼側にも
人工カップを装着する術式
ケアのポイント
❶術後合併症の観察
・深部静脈血栓症の徴候の観察:下肢の安静に
よる末梢循環不全によって起こる
患肢の腫脹、うっ血、浮腫などは、肺血栓
塞栓症へ移行する可能性があるため注意する
・深部静脈血栓症の予防:弾性ストッキングの
着用、足関節の底背屈運動などを行う
・外転・回旋中間位の保持:人工骨頭置換術後
の場合、内転位、内外旋位にならないように
注意する
外転枕を利用し、外転・回旋中間位に保つ
❷生活様式の確認(脱臼予防)
・股関節の角度が90度以上に屈曲しないよう
注意する:正座、横座りなど
・ライフスタイルを洋式とする:椅子の利用
・トイレ:洋式、トイレの利用
トイレットペーパーの位置を確認する
後ろを向く体勢をとると内旋位となる可能性
がある
・入浴:浴槽またぐ際には、へりに座ってから
患肢を浴槽と水平にし、入浴する
参考資料
次回は
"老年看護
高齢者に多い疾患
関節リウマチ
関節リウマチとは"









