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・認知症は、一度正常に発達した認知機能が
後天的な脳の障害によって持続的に低下し
社会生活や日常生活に支障をきたすように
なった状態です。
・世界保健機構(WHO)による国際疾病分類
の定義では、「脳疾患による症候群であり、
通常、慢性あるいは進行性で、記憶、思考、
見当識、理解、計算、学習、言語、判断等
多数の高次脳機能の障害からなる症候群」
とされています。
・アルツハイマー型認知症が最も多く、
次いで血管性認知症、レビー小体型認知症
と続きます。
・前頭側頭型認知症の定義では、
「脳疾患による症候群であり、通常、慢性
あるいは進行性で、記憶、思考、見当識、
理解、計算、学習、言語、判断等多数の
高次脳機能の障害からなる症候群」とされて
います。
・軽度認知障害は、認知機能のうち1つに
障害を生じているが、日常生活には支障が
ない状態で、5年間で50%が認知症に移行
するといわれています。
❶認知症のケアの原則
・安心して過ごせるよう、生活を支援する
・持てる力を発揮できるよう支援する。
・身体の不調を見逃さない。
❷認知症の症状とケア
・認知症であれば必ず現れる認知機能障害
(中核症状)があります。
・さらに、認知機能障害を背景として、
環境の影響を受けて現れる知覚・思考内容、
気分または行動の障害として、行動・心理
症状(BPSD)があります。
❸薬物療法の援助
・認知症の進行の遅延、認知症の行動・心理
症状の緩和を目的に薬物療法が行われ
ます。
・嚥下状態や認知機能に適した薬物が予約
されているかを確認します。
・コリンエステラーゼ阻害薬は嘔吐や下痢など
の消化器症状、NMDA受容体拮抗薬は
めまいや頭痛、眠気などの副作用が現れる
ことがあります。
・貼付剤では貼付部位の皮膚トラブルに注意
します。
❹非薬物療法(代替療法)の援助
・認知能力維持のため、非薬物療法を行い
認知、刺激、行動、感情にはたらきかけ
ます。
・高齢者の興味や認知機能の程度に合わせて
選び、参加方法も検討します。
・つねに高齢者の反応を観察して、
参加を促したりその場から連れ出すといった
対応を行います。








