終末期ケア(2155)ー2 "老年看護 高齢者に多い症状 脱水" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
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星老年看護

スター高齢者に多い"症状"


花脱水

チューリップ脱水とは

・脱水とは体液が不足した状態をいいます。

・人体の水分は体液とよばれ、体内の水分は
 成人では60%程度ですが、高齢者では
 内臓や筋肉の細胞数の減少、体内の脂肪量の
 増加により、体内水分量は55〜50%程度
 まで減少します。






・体液の2/3は細胞内液、残り1/3は細胞外液

 です。


・通常、細胞の中はオーバーフロー(溢水)や

 脱水にならないように水分調節され、

 体温調節や栄養素の運搬、汗や尿として

 老廃物を体外に排出するなどの生命維持に

 重要な働きをしています。


・体液は、水分以外に電解質非電解質(タンパ

 ク質)などを含んでいます。


・細胞内液にはカリウムが多く含まれ、

 細胞外液にはナトリウムとクロールが多く

 含まれています。


・ナトリウムは、細胞外液の浸透圧を維持

 するのに重要な成分です。


・正常な細胞外液量を維持するために、

 尿細管などで、ナトリウムの再吸収や分泌

 が行われています。


・それゆえ、水分管理同様、電解質バランス

 も重要となります。





・脱水症の出現率は、加齢に伴って増加し、

 とくに75歳以上の後期高齢者において

 その頻度が増加します。




チューリップ原因








チューリップ高齢者の脱水症状のサイン


・脱水症になると、次のような状態になること

 があります。


・口、唇、舌が乾いている


・わきの下や皮膚が乾いている 

・皮膚をつまんで元に戻るのに3秒以上
 かかる

・爪を押して離したときに、白色から
 ピンク色に回復するのに3秒以上
 かかる

・外気で冷えていない場合でも、手先や
 足先が冷たい

・倦怠感、だるそう、横になりがち

・トイレの回数が減る











チューリップ予防、ケアのポイント


・水分摂取の必要性の理解:食事摂取が少ない

 ときや、発熱、下痢、嘔吐があるとき、

 夏期の高温時、活動後や入浴後は、水分や

 電解質が失われやすいため、経口摂取を

 意識して行います。



❶水分・電解質の経口摂取に向けた工夫


・少量ずつこまめに促す。


・すぐ飲めるように配慮し、取りやすい場所に

 置いておく。


・嚥下状態に応じて、とろみのついた水分や

 ゼリー、プリンなどでも、水分を補う。


・嗜好をを取り入れ、味や温度、香りに変化を

 つけ、飲みたいという気持ちにはたらき

 かける(ジュース、スポーツドリンクなど)


・入浴前後、運動前後、会話後など飲みたく

 なるタイミングを見計らう。


・軽度、中等度の脱水症状が見られた場合は、

 体液とほぼ同じ浸透圧で、体への吸収率が

 高く、吸収速度も速い経口補水液を活用

 する。





・室温や湿度、寝具などの環境を調整する。


・皮膚・粘膜を保護し、清潔に保つ。


・輸液を管理する。













参考資料

 老年看護ぜんぶガイド
      照林社

 
 
 
     

    次回は

     "老年看護

       老年期に多い異常

        痛み・しびれ"



                     

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 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
 私も勉強になりありがたいです。