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亡くなった後の対応③
近い権限を有する人が
いなければどうなる?
いなかった場合の展開
・身寄りがない患者さんが亡くなった場合に
患者さんが生前に契約などの準備をして
いなかった場合はどうなるのでしょうか?
・死後の手続きの難易度は一気に上がります。
・日本における死後の手続きは、ご家族の存在
を前提として運用されています。
・医療ケアにおけるキーパーソンが、
死後の手続きにおけるキーパーソンになり
うるかは別問題です。
・いくら仲のよい友人であったとしても
手続きをスムーズに進めることは難しい
です。
・内縁関係でも同様です。
仮に第三者がいても、権限や役割をもって
いないと、今の日本では家族のように
いかないのです。
・死後の手続きのほとんどがスムーズに進み
ません。
・病院からどのように遺体を搬送するか、
死亡届を誰が提出するか、というスタート
地点から問題になります。
死亡届の提出について
・遺体の引き取り手がない場合は、
一定期間、病院の霊安室で遺体を安置する
こともあるでしょう。
・病院に遺体を安置する設備がない場合は、
葬儀社との間で遺体を安置する調整が必要
になります。
・患者さんを火葬するには死亡届の提出が必要
です。
・ところが、死亡届は、戸籍法という法律に
よって提出できる人が定められていて、
誰もが提出できるわけではありません。
・親族や後見人といった、患者さんご本人と
極めて近しい身分関係にある人に限定されて
います。
・あるいは、患者さんが入居している賃貸物件
の大家さんや、療養を行っていた病院の
管理者といった関係者の手によって提出
されることになります。
・身寄りのない患者さんの場合は、
病院の院長の名前で提出することがほとんど
でしょう。
身寄りがない患者さんの
火葬について
・遺体の引き取り手がない場合は、
墓地埋葬法という法律の規定により、
死亡地の自治体の長が遺体を火葬すると
決まっています。
・住所地の役所ではなく、病院のある場所の
役所担当者と協議していくことになります
ので、担当者の連絡先を知っておくことが
大切です。
参考資料
みんなで取り組む
社会的緩和ケア
南江堂
次回は
"社会的緩和ケア
「患者」になっても、
人は社会の中で生きている
身寄りがない患者さんが
亡くなった後の対応④
医療者にできること"
※ ご感想、ご意見、ご質問、
ご遠慮なくいただけたらと思います。
手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
私も勉強になりありがたいです。



