


・患者さんに身寄りがない場合、
死後の各種手続きがスムーズに進まない
可能性があります。
・生前の契約などでご家族に近い役割、
権限をつくり出すことができます。
・身寄りのない患者さんには、
生前に契約などのお金の整理を勧める
ことを頭の片隅に置いておきましょう。
こんなトラブルが起こるかも
ご家族がある場合は
トラブルは起きにくい
・患者さんが亡くなった後に待っているのは、
葬儀、納骨、遺品整理、相続、お墓の管理、
役所への各種手続きといった手続きです。
・患者さんにご家族がいれば、それらの手続き
はご家族の手によってなされるのが通常
です。
・例えば、病院からの遺体の搬送も、
ご家族がいれば、スムーズに進んでいき
ます。
・また、死亡届の提出や、その他の役所への
各種届出も、ご家族の手によって滞りなく
なされるのが一般的です。
・手続きの複雑さによる負担はあったとしても
特にトラブルらしいトラブルは起きません
から、ご家族がいるケースにおいては、
死後の手続きが大きな問題となることは
少ないです。
ご家族がいない場合は
事情が異なる
・死後の手続きは、誰かがご本人の代わりに
行う必要がありますが、身寄りがない
患者さんの場合は、ご本人の代わりに手続き
を行う人がいないケースが多くあります。
・そうすると、病院からの遺体の搬送も
ままなりません。
・役所に死亡届を提出することができなければ
遺体を火葬することはできませんし、戸籍
などの証明書を死亡の事実が記載されること
もありません。
・そうなると、死後の一連の手続きがいつまで
経ってもスタートできないということになり
かねないのです。
ご家族以外のキーパーソンに
権限はある?
・もちろん、患者さんの友人等、ご本人の
死後の手続きを行いたいという人がいる
ケースもあります。
・ですが、現在の日本の法制度上、
死後の手続きは、亡くなった人と家族関係に
ある人が手続きを行うことが前提に運用され
ています。
・家族関係があれば物事がスムーズに進む一方
で、家族関係がなければその人には何ら
権限もない、として物事が進まないという
現実があるのです。
・したがって、どんなに仲がよい友人であった
としても、友人が患者さんの死後の手続きを
行い切るのは難しい現状があります。
死後の手続き内容
・身寄りのない患者さんの場合は、
死後の手続きの担い手がとても重要になり
ます。
参考資料
次回は
"社会的緩和ケア
「患者」になっても、
人は社会の中で生きている
身寄りがない患者さんが
亡くなった後の対応②
知っておきたい基礎知識"



