終末期ケア(2047)ー2 "ご遺体の死後変化を理解しておく" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



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星 看取りケアの技術

スターご遺体の死後変化を
     理解しておく

花個人差はあるものの
   段階的に変化していく

・亡くなった後に起こる体の変化を「死後変化
 (死体現象)」といいます。

・死亡後比較的すぐにあらわれる「早期死後
 変化」と、腐敗が関与して起こる「晩期死後
 変化」があります。

・早期死後変化でまずあらわれるのは、
 「死体温の低下」です。

・外気温や天候、着衣の状況などによって 
 異なりますが、室温であれば死亡直後は
 1時間に0.5〜1℃前後低下していきます。

死後1〜2時間ほど経つと、
 「死斑(皮下出血)」があらわれます。

・死斑は、血流が止まったために起こる現象で
 ご遺体の下側、仰臥位であれば背面に見られ
 ます。

・多くの場合は、赤紫色をしています。

・骨格筋が硬くなる死後硬直(死体硬直)は、
 外気温の影響を受けるものの、20℃の環境
 では死後1〜3時間であごの関節から始まり
 ます。

高齢者は一般的に死後硬直の進行が緩やか
 ですが、3〜6時間で全身に及びます。

関節の硬直はエンゼルケアにも関わること
 なので、意識しておくようにしましょう。




花クーリングで細菌による
 腐敗を遅れさせる

・体内循環が停止して体表から水分が蒸発する
 ことによって、角膜、陰嚢、唇などで徐々に
 乾燥が目立ってきます。

・死後にひげや爪が伸びたように見えることが
 ありますが、それも皮膚の乾燥によるもの
 だと考えられます。

・また、死後1日くらい経つと角膜の混濁が
 始まり、2〜3日には瞳孔が見えなくなる
 くらいに混濁が進みます。

・6時間後くらいから始まる晩期死後変化と
 しては、消化液による臓器の融解(自家
 融解)、細菌による腐敗などが見られます。

エンゼルケアでは、ご遺体のクーリング
 (冷却)も行いますが、それは細菌による腐敗
 が進むのを遅れさせるためです。








参考資料

 介護スタッフのための
  看取りケア
   終末期にどう向き合えばいい?
       介護と医療研究会
  
  
    

    次回は

     "看取りケア

      終末期にどう向き合えばいい?

      看取りのケアの技術

      死後のケア

       エンゼルケアの手順と方法

          

         

          

        

           

                               

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 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
 私も勉強になりありがたいです。