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排泄ケアを目指す
適切なケアを行う
・排泄は、入所者さんの健康状態を知る
手がかりとなるため、排尿・排便の量や回数
性状をこまめに観察し、記録することが
大切です。
・衰弱が進むと食事や水分が摂れなくなり、
また腎機能の低下もあって尿量が減ります。
・便の量は、少なくなることもありますが、
身体の中に溜まっていた老廃物が排泄される
場合もあります。
・また、体動や腸の動き(腸蠕動)が減って
便秘になったり、腹部の張り(腹部膨満感)
によって不快感が生じたりしている場合は
腹部マッサージや温罨法などを行い、医師に
相談しましょう。
・排泄の状態をアセスメントし、おむつや
尿取りパッドを使用する時間帯や、排泄介助
を行う時間を検討するなど、入所者さん
ひとりひとりに適したケアを行うことを
心がけます。
ケア全体の満足度向上
につながる
・排泄のケアを適切に行うことは、
陰部や臀部の清潔を保ち、尿路感染症や
皮膚のトラブルを防止する上で有効です。
・看取り期は、細菌に対する抵抗力や皮膚の
防御機構が低下するため、陰部や臀部の
清潔保持にはとりわけ気を配りましょう。
・排泄のケアは、入所者さんの尊厳を守る
上で非常に重要な位置を占めます。
・また、QOL向上という意味でも、おろそかに
することはできません。
・羞恥心は最後まで残る感情の一つなので、
排泄介助時は、プライバシーの保持に努め
その間、ご家族には席を外してもらう配慮
なども必要です。
・気持ちのよい排泄、安心できる排泄は、
施設におけるケア全体に対する満足度を高め
ます。
・元気だった頃の排泄習慣なども考慮しながら
質の高い排泄ケアを目指しましょう。



