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介護度や疾病への対応
持つ高齢者のリスク
・厚生労働省の統計によると、介護福祉施設
サービス(入所定員が30人以上の特別養護
老人ホーム)では、要介護3から要介護5
の割合が多く、合計すると96.5%を占め
ます。
・介護療養施設サービス(介護療養型医療施設)
および介護医療院サービスでは、要介護4
と要介護5が合わせて8割以上です。
・介護療養型医療施設は、2024年3月末で
廃止され、2018年4月に新設された
介護医療院がその役割を引き継ぎました。
・介護医療院は、日常的な医療ケアと生活施設
としての2つの機能を兼ね備えた施設です。
・入所者さんの多くは、加齢に伴う心身の
機能低下に加え、呼吸器系、循環器系、
代謝系などの慢性疾患を有し、心疾患や
脳血管疾患の後遺症や、大腿骨頸部骨折など
整形外科疾患による機能障害を抱えている
こともあります。
・このような状況の人は、疾病の悪化や再発、
新たな疾病発症のリスクが高く、いつ何が
起こっても不思議ではありません。
搬送しない」ではない
・看取りケアを希望している入所者さんでも、
医師により治療が必要と判断されれば、
病院に搬送します。
・「看取りケア=病院に搬送しない」という
わけではないのです。
・医療業界では、高齢者への過剰医療の問題と
ともに、高齢を理由とする過小医療も少なく
ないことが指摘され始めています。
・重要なのは、先入観なしに状態を正しく評価
し、適切な医療に結びつけることです。
・施設においても、看取りケアを希望している
入所者さんはどんな場合も医療機関へ搬送
しなくてよいという誤った判断をすることは
避けなければなりません。
・配置医師や協力医療機関との連携関係を
日ごろからしっかり構築し、適切な対応が
できるようにしておきましょう。




