終末期ケア(2008)ー2 "「死」は生活の延長線上、特別なことではない" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。




うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


星 看取りケアの考え方

スター「死」は生活の延長線上、
    特別なことではない
      
花看取りは日常生活の先に
   いつか必ず訪れるもの

「看取り」という言葉は、日本独特のもの
 です。



・明確な定義はいまのところありませんが、
 全国老人福祉施設協議会(全国老施協)の
 「看取り介護指針・説明支援ツール」では
 「近い将来、死が避けられないとされた人に
 対し、身体的苦痛や精神的苦痛を緩和・軽減
 するとともに、人生の最期まで尊厳ある生活
 を支援すること」になっています。

・つまり、「看取り期」とは、意思により
 「近い将来、死が避けられない」と判断
 されたときから、死亡までの間ということが
 できるでしょう。





・ただし、介護施設において「死」は生活の
 延長線上にあります。

・そのように考えると、やがて訪れるものと
 して、施設に入所したときから意識される
 ものであり、また、かつては自宅で自然に
 その時期を迎えていたことからも、決して
 「特別なこと」ではありません。




・看取り期のケアはデリケートなものでは
 ありますが、日常的なケアの一つとして
 充実を図ることが大切です。





花その人の看取りにかかわる
   すべての人が認識を共有

・看取り期には、心身機能の障害や衰弱が
 著しく、明らかに回復は望めない状態である
 という認識を、施設のスタッフとご家族が
 しっかり共有する必要があります。

「近い将来、死が避けられない」という判断
 は、医師がその人の状態や経過を観察し、
 一般に認められている医学的知見に基づいて
 行いますが、その判断を看取りにかかわる
 すべての人が受け止め、こころを一つにして
 安らかな最期に向け進むことが看取りの
 大前提です。

・看取り期は、その人の死亡をもって終わる
 ものではありません。

・死後にご家族がお別れをする時間や、
 亡くなった人の身だしなみを整え、お化粧を
 するなどの死後の処置(エンゼルケア、エンゼ
 ルメイク)ご家族の悲しみをケアすることも
 看取り期の大切なケアです。









参考資料

 介護スタッフのための
  看取りケア
   終末期にどう向き合えばいい?
       介護と医療研究会
  
  
    

    次回は

     "看取りケア

       終末期にどう向き合えばいい?

       看取りケアの考え方

       身体の痛みを取るだけ

          でない緩和ケア"

        

           

         

  

                                

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 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
 私も勉強になりありがたいです。