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よくある急変対応
背骨の圧迫骨折に注意
(骨粗鬆症)
未治療の高齢者も多い
・高齢者ではとりわけ有病率の高い病気で
骨折をきっかけに全身機能が低下し、
寝たきりになる人も多くいます。
・骨粗鬆症は、骨密度の低下、骨の質の低下
により、骨折しやすくなった状態です。
・とくにもろくなるのは、大腿骨近位部と腰椎
(背骨の腰部分)です。
・日本人を対象とした大規模調査では、
40代以上の男性で12.4%、女性で26.5%
と高い有病率が報告され、加齢とともに
その割合は激増します。
・老化現象の1つともいえますが、そのぶん
「歳だから」ですまされがちです。
・検査も治療も受けず、骨折リスクが高いまま
過ごしている高齢者が多くを占めます。
トランスファー時の骨折
にも注意
・骨粗鬆症で問題となるのは、骨折による
全身状態の悪化です。
・治療期間が長引くほど、ADL(日常生活
動作)が低下し、要介護度が上がる可能性が
あります。
・一度骨折したことがある人では、さらなる
骨折のリスクも高まります。
・薬での治療が有効ですが、"どの高齢者も
骨折リスクが高い"と考えて介助するのが
現実的です。
・歩行介助では、転倒時に身体を支えられる
ように備え、装具を適切に使えているかも
よく確認してください。
・トランスファー(移乗)時に、背骨を圧迫骨折
することもあり、無理な動きを避けることも
重要です。




