終末期ケア(2005)ー2 "大腿骨近位部骨折、背骨の圧迫骨折に注意" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



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星 基礎疾患別
   よくある急変対応

スター大腿骨近位部骨折、
  背骨の圧迫骨折に注意
      (骨粗鬆症)
      
花骨の老化現象、
  未治療の高齢者も多い

・高齢者ではとりわけ有病率の高い病気で
 骨折をきっかけに全身機能が低下し、
 寝たきりになる人も多くいます。

骨粗鬆症は、骨密度の低下、骨の質の低下
 により、骨折しやすくなった状態です。

とくにもろくなるのは、大腿骨近位部と腰椎
 (背骨の腰部分)です。






・日本人を対象とした大規模調査では、
 40代以上の男性で12.4%、女性で26.5%
 と高い有病率が報告され、加齢とともに
 その割合は激増します。

・老化現象の1つともいえますが、そのぶん
 「歳だから」ですまされがちです。

・検査も治療も受けず、骨折リスクが高いまま
 過ごしている高齢者が多くを占めます。




花転倒のほか、
  トランスファー時の骨折
       にも注意

骨粗鬆症で問題となるのは、骨折による
 全身状態の悪化です。

・治療期間が長引くほど、ADL(日常生活
 動作)が低下し、要介護度が上がる可能性が
 あります。

・一度骨折したことがある人では、さらなる
 骨折のリスクも高まります。

薬での治療が有効ですが、"どの高齢者も
 骨折リスクが高い"と考えて介助するのが
 現実的です。

・歩行介助では、転倒時に身体を支えられる
 ように備え、装具を適切に使えているかも
 よく確認してください。

・トランスファー(移乗)時に、背骨を圧迫骨折
 することもあり、無理な動きを避けることも
 重要です。








参考資料

 早引き
  介護のための急変時対応
          ナツメ社
  
  
    

    次回は

     "看取りケア

       終末期にどう向き合えばいい?

       看取りケアの考え方

       やがて訪れる「最期」

         を迎える場所を考える"

        

           

         

  

                                

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 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
 私も勉強になりありがたいです。