終末期ケア(1999)ー2 "肝性脳症などが起きたら、すぐ医師を呼ぶ" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


星 基礎疾患別
   よくある急変対応

スター肝性脳症などが起きたら、
   すぐ医師を呼ぶ
      (慢性肝疾患)

花肝臓の機能が
   徐々に低下していく

・慢性肝疾患が進むと、脳に異常が起きる
 「肝性脳症」や、突然の静脈瘤破裂が起こり
 生命にかかわることがあります。

肝臓の病気には、「ウイルス性肝障害」
 「非アルコール性脂肪性肝疾患」などがあり
 これらの原因で肝臓が傷んだ状態が
 「肝硬変」です。

・初期なら治療で改善し、細胞がダメになって
 も、新たな細胞が再生します。

・しかし、進行すると、細胞が再生することも
 できず、肝臓全体が硬く萎縮します。




・この段階を「非代償期」といい、治療しても
 正常な肝機能をとり戻すことはできません。

全身の倦怠感、だるさ、食欲不振などに
 悩まされ、QOL(生活の質)が著しく低下
 してしまいます。







花とくに危険なのは、
  「肝性脳症」と「吐血」

・非代償期になると、さまざまな合併症も
 出てきます。

・代表的なのは、皮膚や白目、尿の色が
 黄色っぽくなる「黄疸」や、おなかに水が
 溜まる「腹水」などです。





・低栄養で全身状態も悪化し、肺炎などにも
 かかりやすくなります。

さらに危険なのが、肝臓で解毒されるはずの
 アンモニアが血液中で増加して脳に達する
 「肝性脳症」です。

・意識レベルの低下、せん妄、異常行動などが
 認められ、昏睡状態に至ることもあります。

食道・胃静脈瘤の破裂も、危険な合併症の
 1つで、一刻も早い救急搬送が必要です。









参考資料

 早引き
  介護のための急変時対応
          ナツメ社
  
  
    

    次回は

     "いざというときに、

         利用者と職員を守る!

      基礎疾患別・よくある急変対応

      腎・泌尿器疾患

      腎不全

       虚血性心疾患や

        脳血管障害のリスクが高い"

        

           

         

  

                                

 ご感想、ご意見、ご質問、
 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
 私も勉強になりありがたいです。