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日ごろからよく観察する
(日ごろからの急変時対策)
「何か変」は気づけない
・「何か変」と感じて、医療職に報告、相談
するには、利用者さんの日ごろの状態を
知っておかなくてはなりません。
・日々の介護のなかで、顔色や表情、食欲など
を細やかに観察しましょう。
・「昨日までは介助で歩いていたのに、
今日はまったく動きたがらない」といった、
行動面の変化にも注意を払います。
・重大疾患による、胸部や腹部の痛みなどが
原因かもしれません。
・会話の理解度、発語のしかたなども重要で
ちょっとしたコミュニケーションも、急変
発見のカギとなります。
急変に気づきやすくなる
・急変は、ある日突然に起こるものでは
ありません。
・たいていは、以前から抱えていた持病や、
重大疾患の既往歴により、臓器の機能が低下
するなどして起こります。
・ひとりひとりの利用者さんが抱える持病、
飲んでいる薬のことを念頭に置いてかかわり
ましょう。
・それだけで、どんな急変が起きやすいか
理解でき、いざというときにスムーズに
対応できます。
・とくに命にかかわる要因としては、
脳血管障害や虚血性心疾患の既往、心不全
狭心症、糖尿病などの持病があげられます。
習慣にしましょう
・バイタルサインは、全身状態を把握するため
の指標で、「意識」「脈拍」「血圧」
「呼吸」「体温」の5つをさします。
・介護職にとっては、医師や看護師と異なり、
バイタルサインの測定は義務ではあり
ません。
・しかし、介護職だから測れないということは
なく、自動血圧計などを使えば簡単に測定
できます。
・「何か変」と感じたときに、バイタルサイン
の数値がいつもと違えば、自信をもって
急変と判断できるでしょう。
・施設でも在宅でも、できるだけ毎日測定する
習慣をつけてください。
・測定した数値は、測定時間とともに介護記録
に記入し、ほかの介護職や医療職と共有する
ようにしましょう。


