終末期ケア(1907)ー2 "この症状は緊急?様子見?判断のしかたを身につける" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


星 急変時対応の基本

スター この症状は緊急?様子見?
 判断のしかたを身につける
        (緊急性の判断)

花施設でも在宅でも、
  急変のリスクはつねにある




・高齢者の多くは何らかの持病(基礎疾患)を
 もち、つねに急変のリスクを抱えています。

救命のためには、身近にいる介護者が急変の
 サインにいち早く気づき、医療職につなげる
 ことが何より大切です。

・医師、看護師が常駐している介護施設なら
 すみやかに診てもらいます。

・医療職が不在だったり、在宅で自分しか
 いないようなときは、医療職に電話で連絡
 し、指示を仰ぎます。

・このとき必要なのが、医療職を呼ぶべきか
 否かの判断です。

・そして、医療職が適切な対応がとれるような
 情報提供です。







花反応がないレベルなら、

 緊急度「大」、すぐ救急車を


とりわけ緊急性が高いのが、声をかけても

 反応がないときです。


・心臓の異常で呼吸ができない「心肺停止」

 可能性があります。


・心肺停止に陥ると、1分ごとに救命率が

 7〜10%低下します。


・何もしなければ、10分後にはほとんどの人

 が命を落とします。


・呼吸はしているけれど意識がない、または

 意識レベルが低下した「意識障害」のおそれ

 もあります。


・これも脳血管障害をはじめ、一刻を争う

 重大疾患が考えられる状態です。


このような状況では、医療職を呼ぶべきか

 迷っている時間はありません。


ただちに119番通報し、一次救命処置を

 始めます。


一次救命処置






花緊急性が低そうでも、

 「何か変」の感覚を大切に


・もっとも悩ましいのが、何となく体調が

 悪そうなときです。


・しかしこのようなケースにも、急変のリスク

 が潜んでいます。


高齢者は、高熱などの顕著な症状が出にくい

 傾向があり、つらさも言葉で訴えられない

 人も多いものです。


「"何となく元気がないな"と思ったら

 肺炎だった」というのは、その典型です。


・そのまま様子を観ていては、命を落とす危険

 があります。


・このような事態を防ぐには、「何か変」

 いう感覚を大切にし、サインをいち早く

 拾い上げることです。


急変と確信できなくても、臆することなく

 医療職に報告、相談しましょう。


・気になる変化を相談してくれる介護職の存在

 は、医療職としても心強いものです。


よりよいチーム医療の実現にもつながり

 ます。






参考資料

 早引き
  介護のための急変時対応
          ナツメ社
  
  
    

    次回は、

    "介護のための急変時対応

      呼吸停止、意識障害

       こんなときどうする⁈

        命を救う急変時対応

      利用者の顔色や様子を

       日ごろからよく観察しておく"

        

          

                               

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 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
 私も勉強になりありがたいです。