


・介護者が手薄な夜中に限って、ナースコール
で呼ばれる回数が増えるものです。
・介護者にとっては大きな負担になりますが、
不眠は他のBPSDの原因となりますので、
適切に対応しましょう。
・不眠の原因でもっとも多いのは、
尿意を催して眠れない、あるいはおむつが
汚れて気持ちが悪いなど、排尿にかかわる
ことです。
・こうした不安や心配ごとがあると眠れない
ので、就寝前に安眠を妨げる要因を取り除く
必要があります。
・夜間にトイレまで介助するのがたいへんな
場合には、居室にポータブルトイレを用意
するなどして対応します。
・施設で同室の方がいる場合、他の人の安眠を
優先させ、眠れない人を車椅子に乗せて、
介護者がいる場所に一時的に移動してもらい
近くで見守ります。
・部屋が明るく人がいる場所にいると、
気持ちも落ち着きます。
・話をしたり飲み物を飲んだりすると、
気分も変わって眠れるようになることも
あります。
・また、「家に電話をかけたかった」とか
「のどが渇いた」などの理由をつけて、
介護者を呼ぶ利用者さんがいます。
・これは、アルツハイマー型認知症の依存期に
しばしば見られます。
・さびしくて誰かに甘えたい、近くにいて
ほしいという理由から人を呼ぶことが多い
ので、そのようなときは仕事をしながら
側に寄り添うようにすれば落ち着きます。
認知症患者さんは体内時計の調節障害がより強く現れ、深部体温やメラトニン分泌リズムが平坦化・不規則化して昼夜の差が不明瞭になるため、昼夜逆転による日中の過剰な眠気、夜間の不眠や中途覚醒などの睡眠障害が高い頻度で認められます。
参考資料
次回は、
"トラブルを防ぐ!
生活環境を整える!
快適生活のためのケア⑨"

