終末期ケア(1876)ー2 "快適生活のためのケア 事故が起こりやすい夜間・早朝ケア④" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


星 トラブルを防ぐ!
 生活環境を整える!
  快適生活のためのケア

スター 事故が起こりやすい
    夜間ケアの工夫④

花大声をあげているときの対応

・夜中に他の人の部屋に入り、大声をあげて
 わめいているとき、どんな対応が適切だと
 思いますか。

・興奮している人を力で押さえつけるのは
 逆効果です。

「やめなさい!」と怒れば、ご本人を否定
 したことになり、ますます興奮して手が
 つけられなくなるでしょう。

・大声をあげるには、ご本人なりの理由が
 ありますので、最初に「どうしましたか?」
 と尋ねます。

・するといちばん多いのは、「家に帰りたい」
 という答えです。

・帰りたい理由を尋ねると、「探しものを
 している」ことが多いようです。




・その探しものが、タオルや歯ブラシであれば

 手持ちの代用品を「ここにありますよ」

 渡せば、落ち着かれることもあります。


・ところが、探しものが自宅にしかない特別な

 ものの場合には、「今は誰もいないから、

 明日の朝になったら、家までいっしょに

 探しに行きましょうね」と、困りごとを

 共有する会話をします。


・目の前の介護者が「自分の困っていることを

 理解し、しかもいっしょに探してくれる」

 のだとわかると興奮は次第におさまるはず

 です。


大声をあげて興奮している夜は、その場で

 対応するには、やはり限界があります。


・しかし、昼間の精神が安定している時間帯に

 ご本人やご家族から住まいや暮らしぶりを

 聞いておくと、夜間の対応が格段と楽

 なります。


・たとえば、「仕事の書類を探しに自宅に

 行きたい」とわかった場合は、どのような

 仕事をしていたのか、どのような心配ごとが

 あったのかなどを聞き取っておきます。


・そうして「仕事をしていたころは、月末の

 支払いをいつも気にしていた」とわかった

 とすると、「銀行に、自動で支払われるよう

 にお願いしたから、心配しなくて大丈夫です

 よ」などと話を合わせられます。






参考資料

 タイプ別対応でよくわかる
   認知症ケア
        熊谷頼佳 著
          ナツメ社
  
  
    

    次回は、

   "トラブルを防ぐ!

    生活環境を整える!

     快適生活のためのケア⑤"

        

          

                               

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 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
 私も勉強になりありがたいです。