終末期ケア(1871)ー2 "前頭側頭型認知症 特徴とケア方法④" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


星 認知症のケア方法

スター 前頭側頭型認知症



花特徴とケア方法④

チューリップ机をたたく行為を繰り返す




・同じ行為や行動を繰り返すことを

 「常同行動(常同行為)」といいますが、

 前頭側頭型認知症で多いのは、机をたたき

 大きな音を出し続けるような行為です。


・しかもそれは、1回や2回ではなく、30分

 1時間と絶え間なく続くことがあります。


・執拗に続く大音量は、当然ながら周囲の

 人たちから嫌われ、音に敏感なレビー小体型

 認知症の人からは怖がられます。


・利用者さんにとっては、大きな音を出すのは

 ストレス解消の側面もあって、太鼓でたたい

 て、音を楽しむ気分です。


迷惑をかけているという認識がないのです。





BAD 

 制止すると、さらに

   常同行動を加速させる




・机をたたく常同行動を、「迷惑でしょ、

 やめて!」と言葉で注意したり、手を押さえ

 るなどの態度で制止したりするのは、よく

 ない対応です。


・たとえ注意したとしても、どこ吹く風で、

 やめようとはしません。


・それどころか、制止すると興奮し、その

 常同行動はエスカレートしていきます。


・そして、さらに大きな音を立てる、

 机を蹴飛ばすなど、挑戦的な態度をとる

 ようになり、手に負えない状態になります。






⭕️GOOD

 常同行動の原因を

    探れたら、ベスト




・机をたたくなどの常同行動をしているときは

 怒りを紛らわしたり、うっぷんを晴らしたり

 していると考えられます。


・何に対して怒りを感じているのか、

 行動の原因を探って対処していきます。


・机たたきをする前の状況を思い出してみると

 思い当たるかもしれません。


・音をたてても迷惑をかけないように別室に

 誘い、「何か伝えたいことがあるのね」

 様子をうかがうと、怒っている原因が

 見つかることもあります。


・前頭側頭型認知症の人は、迷惑行為を繰り

 返します。


・しかし、BPSDの治療によって、問題行動が

 落ち着いてきて、「自分勝手で迷惑な人」

 から「自分本位のおもしろい人」という

 とらえ方ができるようになると、介護負担も

 軽減していきます。






参考資料
 タイプ別対応でよくわかる
   認知症ケア
        熊谷頼佳 著
          ナツメ社
  
  
    

    次回は、

   "認知症のケア方法

     認知症のタイプ別の

        介護のポイント"

        

          

                               

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 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
 私も勉強になりありがたいです。