・前頭側頭型認知症の利用者さんは、
まわりがどんな状況であってもおかまいなし
に、自分の欲求を突きつけてきます。
・雨が降っている日に、自分が買い物に行き
たいと思えば、介護者の隙をみて、脱走して
でも買い物に行こうとします。
・「雨がやんだら行こうね」と状況説明しても
理解できないので、介護者を押しのけても
行こうとします。
・前頭側頭型認知症の人は、認知症のテスト
でも高得点で、短期記憶が比較的保たれて
いるため、「性格に問題がある人」と勘違い
されて、適切な前頭側頭型認知症の治療が
受けられないまま放置される場合が多く
あります。
❌BAD
説得しても、
倍返しされるだけ
・身勝手な行動を、「外出しちゃダメだよ」
と止めても、「私の好きに外出させない
あんたが悪い」とすべてを相手のせいに
します。
・挙げ句の果てに、文句の罵声を浴びせられる
ことになります。
・しかも利用者さんは体力があって疲れを感じ
にくいので、その罵声は1時間から数時間
やむことなく延々と続くことになります。
・それを止めようものなら、罵声はますます
ヒートアップし、倍返しされることに
なります。
⭕️GOOD
やりたいようにやってもらう
のが基本!
・前頭側頭型認知症の人は、とにかく身体が
元気なので、その対応は、「勝手なふるまい
を、やりたいように気がすむまでして
もらう」のが基本になります。
・介護には大変な労力を要しますから、
専門医によるBPSDの治療が急務になり
ます。
・適切な投薬治療をすると、常識を逸脱した
行動はかなり抑制されています。
・治療前の状態と比べて、介護ははるかに
楽になり、別人と思えるまでに回復する例も
あります。
・「いたずら好きのお年寄りね」と、
介護職の人が笑って対応できるぐらいに、
落ち着いていきます。
・利用者さんやご家族のためにも、
一刻も早く専門医に相談することを
おすすめします。
次回は、
"認知症のケア方法
前頭側頭型認知症
特徴とケア方法④"






