終末期ケア(1614)ー2 "専門的緩和ケアにつなげる②" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


星緩和ケア

スター専門的緩和ケアにつなげる②

花専門的緩和ケアとの
      連携のコツ

❶迷ったら早めに相談を!

・明確な基準はないので「困った」「不安だ」
 と感じたら、まず相談しましょう。

・例としては、症状緩和や心理社会的なケアが
 うまくいかない、意思決定支援が困難、
 治療の有効性が乏しい、患者さん・ご家族が
 緩和ケアを希望されているなど。



❷①現在の状況 
 ②今後の見通し
 ③何がしてほしい
    の3点を明確に

・「末期なので緩和ケアをお願いします」と
 いう漠然とした依頼ではなく、困っている
 こと、してほしいことを詳しく伝えると
 連携がスムーズになります。




❸必要時は共に
   緩和ケアに取り組む

・今まで治療を担ってきたからこそ把握して
 いる情報や築いてきた関係性、また各々の
 専門領域が、専門的緩和ケアを必要とする
 状況となっても役立つことが多々あります。

・例として、他院の緩和ケア外来に紹介したが
 治療方針などについて改めて元の主治医に
 話を聞きたいと患者さんが希望している。
 胆管ステントや尿管スタントの入れ替え
 など、専門的な処置が必要となった。

クローバーポイント
 紹介後も、必要に応じて紹介先の緩和ケア科
 などと連携を!






参考資料

 緩和ケア
 即戦力ノート
  あなたにもできる、やさしい緩和ケア
        著者 鳥崎哲平

 



     次回は、

     "緩和ケア
       専門的緩和ケアにつなげる③"
       
             
                          
             について


 ご感想、ご意見、ご質問、
 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
 私も勉強になりありがたいです。