終末期ケア(1589)ー2 "退院支援①" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


星一般病院における
   ケアマネジメント

スター退院支援①




入院加療後、認知症の人がどこで
どのような生活をしたいのか、
特に退院先決定は、ご本人、ご家族に
とって今後の生活や人生に影響を与える
選択肢となります。

認知症の人が、"地域の生活者"として
安心して暮らせるよう、ご本人、ご家族
の意向をふまえて退院を支援し、多職種と
連携して退院の調整をしていくことが
大切です。


退院支援





スター意思決定支援は、
 本人の思いを聞くことを
 あきらめない

・認知症の施策(新オレンジプラン)は、
 認知症の人の意思が尊重され、住み慣れた
 地域のよい環境で自分らしく暮らし続ける
 こととされています。





・どこでどのような暮らしをしたいのか、
 認知機能の低下があったご本人の意思を確認
 するために、まずは対話します。

・「わからない人」と決めつけず「思いを聴く
 こと」が大切です。

・生活を共にしてきたご家族が、ご本人の
 代弁者となることもあります。

・ご家族は認知症になる前の姿を知っている
 人であり、ご本人の生き方や思いについて
 推し量れる存在になり得ます。

・かといって、ご家族の話を鵜呑みにして
 ご本人を置きざりに退院を進めることは
 違います。

退院支援の中心は認知症のご本人でなければ
 なりません。







参考資料

 認知症ケア
 アイデアノート
    編著 石川県こころの病院

 



     次回は、

     "一般病院における
        ケアマネジメント
          退院支援②
       
             
                          
             について


 ご感想、ご意見、ご質問、
 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
 私も勉強になりありがたいです。