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人への支援①
介護サービスを拒否するのは、
その人なりの理由があります。
家を空けるのが心配、大勢の人が集まる
場所が苦手、また介護サービスが必要では
ないと思っている、などさまざまです。
必要だからと無理矢理に進めるのではなく
その人の思いに寄り添うことから始まり
ます。
他人に迷惑をかけたくない
これまでの生活を変えたくない
コストを含めて必要性を感じない
介護サービスの種類
・自立心が強い方の場合、他人に迷惑を
かけたくないといった理由で介護サービスを
拒否するケースがあります。病気や加齢に
よって介護が必要になっても「人の世話に
なりたくない」「迷惑をかけたくない」と
考える方は多いです。
・介護が必要な方の状態によっては、
トイレや入浴といったデリケートな場面で
介助が必要な場合もあります。
・しかし自尊心が強く「失敗したことを知られ
たくない」「できないと思われたくない」と
考える方であれば、人に手伝ってもらうこと
に抵抗を感じます。
ことに引け目を感じる
・介護サービスは施設の職員やヘルパーと
いった知らない人にサポートしてもらうため
引け目を感じる方もいます。
・介護サービスに抵抗を感じる方のなかには、
家族の介護は受け入れられても「知らない
人の世話になりたくない」と考える方も多い
です。
変えたくない
・介護サービスを拒否する方のなかには、
これまでの生活習慣を変えたくない方も
います。
・介護サービスの内容は「被介護者の日常生活
のサポート」です。
・そのため、自分でスケジュールを決められ
ない場合もあります。
・これまで通りの生活を望む方にとっては、
心理的負担を感じるケースがあります。
・たとえばデイサービスでは、決まった日時に
スタッフが自宅まで迎えに来ます。
・ご本人の希望通りの時間でなければ、
「自分のペースを乱された」と不満に感じる
ケースがあります。
感じる方も
・「介護は家族がするべき」と考える方で
あれば、家族に見捨てられたと感じるケース
もあります。
・在宅介護では、ご本人とご家族双方にとって
より良い生活を考える必要があります。
・ご家族だけで無理に介護を続けた場合、
疲労やストレスがたまって共倒れになる
可能性があります。
・そのため、ご家族にかかる心身的な負担が
大きい場合は外部サービスに任せる必要が
あります。
・しかし介護負担の軽減を目的とした
介護サービスの利用だとしても、「自分の
世話を他人任せにするのか」と不満、不安を
感じる方もいます。
・介護サービスを拒否する方が認知症を患って
いる場合、生活のサポートを受ける必要性
自体を感じていない可能性があります。
・認知症の方は身の回りの世話に対して、
次のように感じている可能性があります。
目の前に食事があっても食べ物だとわから
ない食べ物に毒が入っているといった妄想が
起きている
服薬の必要性がわからない
デイサービスの迎えが来てもどこに連れて
いかれるのかわからない
・目的や必要性が理解できなければ、
介護に対して恐怖や不安、不満を感じます。
・このような感情が、介護サービスの拒否に
つながります。
参考資料
認知症ケア
アイデアノート
編著 石川県こころの病院
次回は、
"認知症の人の在宅支援
介護サービスを
拒否する人への支援②"
について
※ ご感想、ご意見、ご質問、
ご遠慮なくいただけたらと思います。
手探りでやってますので、ヒントをもらえたら
私も勉強になりありがたいです。




