終末期ケア(1531)ー2 "在宅での排泄への支援④" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


星認知症の人の在宅支援

スター在宅での排泄への支援④


失禁や排泄によるトラブルは、
ご本人だけでなく介護者にも大きな
ストレスを与えてしまいます。

一見、理解しがたい行動であったとしても
そこにはそのように行動してしまう理由が
あります。

その人に応じた支援を考えていきましょう。



スター日常生活に影響する前に、

   便秘に気づいて対処する


・便秘になると、自分で薬局に行き、

 市販の浣腸や下剤を買ってくる人や自分で

 摘便をしようとする人が多くいます。


・自分で何とかしようとするのですが、

 うまく行動できないと焦燥感が強くなり、 

 日常生活にも影響が現れます。


そうなる前に、便秘に気づき、対処すること

 が大切です。


・特に、レビー小体型認知症の人では、

 自律神経症状から便秘になりやすいため、

 注意が必要です。


・レビー小体型認知症の人は、

 初期〜中期は比較的、記憶する能力が保たれ

 ているため、ご本人に確認しながら排便

 コントロールを行っていくようにします。



排泄の一連の流れ




・下記のブリストルスケールを用いて、

 ご本人・ご家族に便の性状を確認すると

 わかりやすくなります。









参考資料

 認知症ケア
 アイデアノート
    編著 石川県こころの病院

 



     次回は、

     "認知症の人の在宅支援
       在宅での排泄の支援⑤"
      
             
                          
        
 
              について


 ご感想、ご意見、ご質問、
 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら

  私も勉強になりありがたいです。