終末期ケア(1421)ー2 "高齢者にとっての夜 高齢者が望む療養生活を送るための場所とは" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



うさぎ2部に分けて投稿していますロップイヤー
 本文はこちらですウサギウサギウサギ


星高齢者のナイトケア


❶高齢者にとっての夜
  (生活の場からみた夜)

 高齢者が望む療養生活を
    送るための場所とは

・高齢者の多くは自宅で暮らしており、
 人生の最期を迎えるのに一番望ましい場所は
 自宅とされています。

・その理由として「自分らしくいられること」
 「住み慣れていること」が挙げられます。




・一方、避けたい場所では「子の家」に次いで
 「介護施設」となっています。





・実際に、特別養護老人ホーム、介護老人保健

 施設、介護医療院、介護療養型医療施設(今年

 3月で廃止)を利用している高齢者は約15%

 と割合と少ないものの、自宅で人生の最期を

 過ごしたいという望みが適わず療養生活を

 送っていることがうかがえます。


・高齢者ケア施設は療養が必要な高齢者が

 日常を過ごす場ですが、図らずも入居に

 なった人も多いともいえます。


・高齢者を支えとなるためには、看護職や

 介護職、多職種協働し、より質の高いケアを

 提供することで、「ここで最期まで過ごし

 たい」「ここでよかった」人生の最期を

 豊かにすることができると考えます。






参考資料

    高齢者のナイトケア
  生活の場を中心とした
      支援のポイントと実際
       尾崎章子・坪井桂子編者
 
   
    次回は、
    高齢者のナイトケア
     高齢者にとっての夜
    "高齢者を支える主な病院・
                  施設の概要と夜間の看護体制"
      
             について


 ご感想、ご意見、ご質問、
 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたら

  私も勉強になりありがたいです。