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❶「いつもとちがう」に
出合ったとき
⑴発熱したら、
まずはクーリングで対応
すればいいですか?
・クーリングは、「安楽」「鎮痛や止血」
「体温の低下」を目的としています。
・発熱時は、熱が上がりきったら、
まずは熱の放散を妨げないように布団を
剥ぐなど、熱がこもらないように調節します。
・それから、患者の不快感を解消する安楽や
安静のためであれば、看護者の判断で冷罨法
を行います。
・熱中症や脳血血管障害による体温調節機構の
障害では、解熱剤は効果がありません。
・クーリングによる熱の放散が必要です。
42℃を超えると生命の危機状態になる
こともあります。
・体温を下げる目的の治療としてのクーリング
は、体表面の近くを通っている動脈がある
頚部や腋窩、鼠径部へ氷嚢や冷湿布などを
適切に当てます。
・体温低下を目的としたクーリングの効果と
危険性を正しく理解したうえで、体温低下を
目的としたクーリングは医師の指示のもと
実施しましょう。
・現在、体表クーリングの有効性がわかって
いるのは、「体温調節機構が病的に障害
されている場合」または「深い鎮静や
筋弛緩薬を使った全身麻酔で抑制されて
いる場合」のみです。
・また、背部のクーリングは、広範囲を冷やす
ことができますが、体表面近くに太い血管も
走行していないため解熱効果は少なく、
自力で体位変換ができない患者に用いられる
と凍傷などのリスクが懸念されています。
・熱が出るときには悪寒があらわれる場合も
あります。
・発熱時に悪寒がある場合は、
無理に冷やさず布団をかけたり温めます。
逆に熱が出きって熱い時には気持ちいい程度
に冷やしましょう。
・頭を冷やすのは気持ちいいですが、
身体を冷やす効果はあまりありません。
・体温を下げるためには太い血管が体の表面の
近くにある鼠径(そけい:足の付け根の
部分)や脇の下を冷やすとよいでしょう。
・最も気をつけるのは脱水です。
水分が足りないと汗もかけず、尿に熱を
捨てることもできなくなりさらに熱が
こもりやすくなります。
・水分は、一度にたくさん飲ませるのでは
なくこまめにちょこちょこと飲ませるの
ポイントです。
・水やお茶でもいいのですが、汗をかいている
ときには経口補水液など少し塩分が含まれて
いるものを摂らせましょう。
・500mlで1.5g程度の塩分が含まれています
ので、塩分制限を指示されている人は摂り
すぎに注意が必要です。




