


・変形性膝関節症は、関節軟骨が摩擦で
すり減り、炎症を起こして、関節液が溜まっ
たり痛みを生じる慢性疾患です。
・要因としては、外傷や炎症疾患などが
引き金となりますが、最も多いのが加齢変化
によるもので全体の9割を占め、中高年の
女性に多いのが特徴です。
・初期は歩き始めや立ち上がり時に痛みを伴い
ます。
・進行すると歩行時や階段昇降時など常に痛み
が出現し、正座や足を伸ばすことができなく
なり、日常生活に支障をきたします。
・基本的には保存療法(薬物療法と運動療法)を
行い、炎症の改善がみられず生活に支障が
ある場合に歩行機能再獲得のための手術療法
を行います。
⑴膝に負担のかからない
生活をして「膝の健康」を保つ
・変形性膝関節症は生活習慣病でもあるため
適正体重を維持し膝に負担のかかることを
避けるなど、日常生活の改善を行います。
・大腿四頭筋を強化する運動療法は、
疼痛が緩和され進行を防ぐ効果がありますが
毎日継続することが必要です。
・効果を感じるのに最低でも1か月かかること
を説明し、継続できるよう支援します。
・また、膝の疼痛から外出を控え行動範囲を
制限して家に閉じこもることで刺激が減少し
認知力低下にもつながります。
・保存療法(外用薬、解熱鎮痛消炎薬)を取り入れ
ながら、できる範囲内で活動的に過ごすよう
指導することが重要です。
⑵血小板を用いた
再生医療も行われるように
・ここ最近、自己血液を採取し、
血小板を多く含む血漿を膝に注入する
再生医療(多血小板血漿療法:PRP)療法が
行われるようになりました。
・これは組織修復を促す成長因子が多く含まれ
ている血小板を注入することで、自己修復能
をサポートし、関節軟骨の炎症を抑えて疼痛
緩和と、軟骨のすり減りによる変形の進行
防止を図るものです。
・PRP療法は、日本ではまだ保険診療として
認められていません。そのため、治療を
受ける方は自由診療となります。
・PRP療法は再生医療のひとつですが、
先進医療や高額医療の補助の対象とは
なりません。
参考資料
私も勉強になりありがたいです。












