終末期ケア(1272)ー2 "呼吸困難における初期対応で大切なこと①" | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。



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⭐️患者と家族に
   もっと届く緩和ケア

ひまわり高齢者救急

ちょうちょ高齢者の
  アセスメント・初期対応

❶呼吸困難における初期対応
 では、どのようなことが
      大切でしょうか?

⑴まずはバイタルサインの
        チェック

・呼吸困難の症例ではまずバイタルサインの
 チェックを行います。
 特に呼吸数とSpO2の確認が重要になり
 ます。





・通常、人は5秒に1回程度(12〜15回/分)

 程度の呼吸なのですが、3秒に1回程度

 以上の頻呼吸(20回/分)になると、言葉の間

 に息継ぎが入るようになります。




⑵呼吸困難でよくある誤解


・「呼吸数が早いのなら過換気症候群じゃない

 の?」と考える人がいますが、高齢者で

 いきなり過換気症候群を発症するのは非常に

 まれで、ほとんどは重症疾患のサインです

 (心筋梗塞や急性腹症で激痛のため過換気に

 なっていたり、代謝性アシドーシスを呼吸性

 に代償するために過換気になっているなど)。


・もう1つの大きな誤解として、

 「呼吸困難=酸素が足りないこと、パルス

 オキシメーターの値がよければ大丈夫」

 あります。


・人は、

 ①中枢神経からの呼吸シグナルの増加


 ②何らかの原因で気道の抵抗が上昇する


 ③PaCO2 (動脈血二酸化炭素分圧)が上昇する

 という3つの原因で呼吸困難を感じると

 いわれています。


・つまり、低酸素血症でなくても呼吸困難を

 感じるのです。





・確かに、パルスオキシメーターでSpO2

 低いことは重症な呼吸困難であるといえます

 がSpO2の値が良いからといって、大した

 ことはないと早合点してはいけません。


SpO2が低下する前に、早期に呼吸困難の

 原因を探し、早期に対応することが大切

 です。










参考資料

 急変予防&対応ガイドマップ
       高齢者救急
          岩田充永
             医学書院
   
          
       
    次回は、
    "高齢者救急
     高齢者のアセスメント・初期対応
    呼吸困難における初期対応は、
   どのようなことが大切でしょうか?②"
     

           
        
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