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⭐️患者と家族に
もっと届く緩和ケア
アセスメント・初期対応
❶呼吸困難における初期対応
では、どのようなことが
大切でしょうか?
⑴まずはバイタルサインの
チェック
・呼吸困難の症例ではまずバイタルサインの
チェックを行います。
特に呼吸数とSpO2の確認が重要になり
ます。
・通常、人は5秒に1回程度(12〜15回/分)
程度の呼吸なのですが、3秒に1回程度
以上の頻呼吸(20回/分)になると、言葉の間
に息継ぎが入るようになります。
⑵呼吸困難でよくある誤解
・「呼吸数が早いのなら過換気症候群じゃない
の?」と考える人がいますが、高齢者で
いきなり過換気症候群を発症するのは非常に
まれで、ほとんどは重症疾患のサインです
(心筋梗塞や急性腹症で激痛のため過換気に
なっていたり、代謝性アシドーシスを呼吸性
に代償するために過換気になっているなど)。
・もう1つの大きな誤解として、
「呼吸困難=酸素が足りないこと、パルス
オキシメーターの値がよければ大丈夫」が
あります。
・人は、
①中枢神経からの呼吸シグナルの増加
②何らかの原因で気道の抵抗が上昇する
③PaCO2 (動脈血二酸化炭素分圧)が上昇する
という3つの原因で呼吸困難を感じると
いわれています。
・つまり、低酸素血症でなくても呼吸困難を
感じるのです。
・確かに、パルスオキシメーターでSpO2が
低いことは重症な呼吸困難であるといえます
がSpO2の値が良いからといって、大した
ことはないと早合点してはいけません。
・SpO2が低下する前に、早期に呼吸困難の
原因を探し、早期に対応することが大切
です。






